殺処分ゼロのトルコ・イスタンブールの街に生きる犬たち。
彼らの目線、聴覚を映画的に再現し、人間と犬の絆を描く感動のドキュメンタリー!

全米批評サイト＜ロッテン・トマト＞にて96%フレッシュを獲得!
Hot Docsカナダ国際ドキュメンタリー映画祭最優秀国際ドキュメンタリー賞を受賞!!

犬の聴覚を体感する世界初の聴覚言語を開発!
さらに全編ほぼ犬目線で撮影された映像で、犬たちの世界を完全再現!!

殺処分ゼロの国トルコ・イスタンブールでは、まるで風景に溶け込むように、自然に人間と犬が共存生活を送っている。
20世紀初頭にあった大規模な野犬駆除という悲しい歴史への反省から、安楽死や野良犬の捕獲を違法とする国のひとつがトルコであり、動物愛護に関する国民の意識も非常に高い。そんなトルコを旅した愛犬家のエリザベス・ロー監督は、主人公となる犬ゼイティンと偶然に出逢い、「彼女の強い意志を持つ雰囲気に惹かれ、追いかけた」と言う。ほぼ全編に渡って犬の目線と同じローアングルで撮影され、動物と人間の関係性を新たな視点でとらえた本作は、北米を代表するドキュメンタリー映画祭のひとつ、Hot Docs カナダ国際ドキュメンタリー映画祭で最優秀国際ドキュメンタリー賞を受賞。アメリカの批評サイト・ロッテントマトでも96%の高評価(2022.5.6現在)を得ている。地上を視覚的、聴覚的に再構成し、高性能カメラが半年間追いかけた先の、知られざる世界とは…。犬と人間の絆が感動を呼ぶドキュメンタリーが誕生した。

＜動物に優しい国 トルコのイスタンブール＞
2021年には動物愛護法の改定が行われ、動物保護に対する規定がさらに厳しくなったトルコ。過去の動物愛護に反する行為への反省から、国民の意識も非常に高い国である。2012年には"動物福祉のため"という名目で野良猫や野良犬を収容する法案が検討されたが、イスタンブールの人々はデモで抗議。結局は取り下げられたという。そんな国での人間と犬とのかかわりが本作からつぶさに見えてくる。