南米から轟く最強のトライバル・ヘヴィネス! 1984年に産声を上げ、そのスラッシーでトライバルなヘヴィ・サウンドで世界を席巻するブラジリアン・メタルの雄、セパルトゥラ。デリック・グリーン期のセパルトゥラにおける最高傑作としての評価も高く、またオリジナル・メンバーであるイゴール・カヴァレラにとって最後のセパルトゥラ参加作品となった2006年発表のアルバム『DANTE XXI』の再発盤がここに!
その衝撃的なサウンドとカリスマ性溢れる存在感でヘヴィ・ミュージック・シーンに君臨し続けてきた、ブラジル出身のメタル・アクト、セパルトゥラ。マックスとイゴールというカヴァレラ兄弟を中心に結成された彼らは、80年代後半から90年代にかけて貪欲なまでに自らのヘヴィネスを追求し続け、後続のスラッシュ/ニュー・メタル/グルーヴ・メタル・アクト達に絶大な影響を与えてきた。エクストリームなヘヴィ・バンドでありながら全世界での累計アルバム・セールスは約2,000万枚という驚異的な記録を打ち立てる、スラッシュ界のレジェンド的アクトだ。
1996年にマックス・カヴァレラがバンドを去り、その後新たにデリック・グリーンをヴォーカリストに迎え入れた彼らは、その後も様々なレーベルから作品を発表し続け、その強靭なヘヴィ・グルーヴを世界に発信し続けてきた。昨年12月、キャリア第二期ともいえる1998年から2009年までに発表したスタジオ・アルバムをコンパイルしたボックスセット『SEPULNATION - THE STUDIO ALBUMS 1998-2009』を発表したのだが、今回、そのボックスセットにも収録されていたアルバム『DANTE XXI』が、単独作品となってリリースされることとなった。ボックスセット同様、今作も2021年リマスター音源が採用されている。
セパルトゥラが2006年に発表したこの『DANTE XXI』は、デリック・グリーンをフロントマンに擁するラインナップとしては4作目、セパルトゥラとしては通算10作目となるアルバムだ。前作よりレーベルをSPVへと変え、新たなセパルトゥラ像を打ち出した彼らが、その圧巻のセパルトゥラ・サウンドをダンテの「神曲」にインスパイアされたコンセプチュアルなアルバムで表現した今作は、デリック・グリーン期のセパルトゥラにおける最高傑作として高く評価されている。「神曲」同様、地獄篇、煉獄篇、そして天国篇という3つのパートで構成されるその内容は、シーンに大きな衝撃を与えた。
発売・販売元 提供資料(2022/10/07)
When Max Cavalera left Sepultura in 1997, fans figured that some of the group's metallic fury would be lost. But this certainly proved not to be the case, as the "Derrick Green version" of the group continued to churn out such angst-filled releases as Against, Nation, and Roorback. On their fourth studio set with Green, 2006's Dante XXI, the group continues to bring the rage. While it's not the same groundbreaking work as their last few albums with Cavalera were -- Chaos A.D. and Roots -- much of the elements that made Sepultura stand out from the metal pack are still present. Andreas Kisser's penchant for penning rubbery/elastic riffs is still a main focus for the group (why Kisser remains one of metal's most overlooked guitarists remains a mystery), as evidenced by such tracks as "False" and "Buried Words," while Sepultura's desire to visit new musical avenues is evident by "Ostia," which introduces strings to the group's sound. And from a lyrical standpoint, Sepultura continues to be one of the more challenging metal bands on the scene, as Green has looked to The Divine Comedy by Italian poet/philosopher Dante Alighieri for inspiration. Overall, Dante XXI is easily one of Sepultura's strongest releases to feature Green on vocals. ~ Greg Prato
Rovi
ブラジルから世界のヘヴィー・ロック・シーンをリードし続けるセパルトゥラが、通算10枚目となるニュー・アルバムをドロップ! ダンテの「神曲」をテーマにしたという本作は、チェロやピアノを導入した三部構成の壮大なコンセプト・アルバム。しかし冗長さは感じさせず、近年の特徴である生々しいハードコア・サウンドがこれまで以上に尖っている。結成21年目にしていまなお攻め続ける彼らが真価を発揮した傑作だ!
bounce (C)粟野 竜二
タワーレコード(2006年05月号掲載 (P87))