ヴィットリオ・デ・システィ監督による1973年の映画『QUANDO L'AMORE E SENSUALITA』(愛と性の時)のサウンドトラックが新リマスターでリリース。
Ennio Morriconeのプロダクションの中でも知られざる宝石の1つで、この作品は、「モリコーネ・セグレット」というコンセプトのマニフェストである。その音色の実験と構成の複雑さにより、マエストロの最も無名で暗い色調のサイケデリックな側面と彼の奔放な創造性を示している。
ヴィットリオ・デ・システィ監督のカルト映画で描かれたブルジョアの偽善を見事に映し出しており、強迫的で反復的な音(男性の怒りを表現)と高揚感、結晶、幽玄な要素(女性の純真さを象徴)の印象的な対比によって、このスコアは完成している。
モリコーネの "クリスタル・ヴォイス "として長年活躍してきたエダ・デッロルソは、セルジオ・レオーネ監督の『夕陽のギャングたち』で知られ、7曲でフィーチャーされ、サウンドトラックのユニークさに不可欠な貢献をしている。3曲目の謎めいた "Vie-Ni"(『Morricone Segreto』で最も愛されている曲のひとつ)は、このサウンドトラックに期待するものの代表格だ。不穏で神秘的なシンセサイザーが部族のドラムビートで演奏されると、すぐに子供たちの合唱がタイトルの2音節を執拗に繰り返し、それを中断させるのだ。 前作でも紹介された不気味な子供の声は、ここではさらに執拗に使われている。モリコーネのトレードマークのひとつであり、70年代のイタリアのサウンドトラックが世界で高く評価され、認知されるようになった特徴のひとつでもある。
また、ワウワウギターとエレクトリックオルガンが印象的なサイケ・プログレの "Nascosta nell'ombra "は、マエストロのグルーヴィーなレパートリーとして人気がある。
この音源は、CDやデジタル・プラットフォームでは全く未発表であり(『モリコーネ・セグレット』[2020]で初公開されたトラック3と9は別)、トラック12から22(サイドCとD)はレコードでも初公開となる。
2LPも発売。ゲイトフォールド仕様。
発売・販売元 提供資料(2022/10/04)