2021年リリースのBREIMENの2ndアルバム『Play time isn't over』がLP化!
ミクスチャーファンク・バンドという狭義のイメージを払拭する名作2nd Album『Play time isn't over』がLP化です!
常軌を逸した演奏と様々なジャンルの音楽や斬新なアイデアを随所に取り入れた巧みなソングライティング、そしてリアルソウルで新しい時代を切り開く5人組BREIMEN。
アレンジの緻密さや革新性、演奏レベルの高さが光りつつもポップでダンサブルにまとめた名作2ndアルバムがLP化となりました。ロック調の疾走するビートを基調にダンス・ミュージックを取り入れたり様々な展開をみせつつも、とことんキャッチーに仕上げた表題曲"Play time isn't over"はアルバムの革新性を表す名曲です。
発売・販売元 提供資料(2022/09/30)
混沌としたサウンドに思わず息を呑む。そして、この混沌はさまざまな音楽を交雑して作られたゆえのものだろう。前作が好評を博した5人組の2作目は相変わらず多彩で乱脈。ヒップホップにプログレっぽい旋律を加え、シティー・ポップを更新したような楽曲があると思えば、サンダーキャットの向こうを張るようなフュージョン・テイストの曲もある。異なるタイプの音楽が1曲のなかでいくつも渦を巻いており、サウンドの引き出しと語彙の豊富さは無限とも思えてしまうほど。ミクスチャー・ファンク・バンドを自称するのはダテじゃないのだ。スラップを交えて自在にうねりまくるベース、ノイジーなギターを筆頭に、技術的な巧みさにも舌を巻く。このバンド・サウンドの充実ぶりや一体感は一度ハマると抜け出せない。
bounce (C)土佐有明
タワーレコード(vol.450(2021年5月25日発行号)掲載)