フォーマット |
CD |
---|---|
構成数 |
2 |
国内/輸入 |
輸入盤:国内流通仕様 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2022年11月04日 |
---|---|
規格品番 |
BRWP319 |
レーベル |
|
SKU |
4523132130422 |
10年代以降のUKエレクトロニック/インディー・シーンでもっとも重要なアクトとして活躍を続けてきたドム・メイカーとカイ・カンポスの2人から成るマウント・キンビー。
かつてジェイムス・ブレイクもライブ・メンバーとして在籍し、エレクトロニック・ミュージック・シーンにおいて、中心的な役割を果たしてきた彼らが、それぞれのメンバーが手がけた作品を収録した2枚組の最新アルバム『MK 3.5: Die Cuts | City Planning』を〈Warp〉よりリリース。
本作は、マウント・キンビーの美学の二面性が表現されている。ドムが手がけた『Die Cuts』はカラフルなメロディーが主体となっており、様々なコラボレーターを招き入れたことで多様なスタイルを楽しめる作品となっている。
ヒップホップ、R&B、エレクトロニック、ポップの間を行き来するこの作品は、作り込まれたソングライティングと、繊細かつレフトフィールドなタッチが融合しており、ジェイムス・ブレイク、スロウタイ、ダニー・ブラウン、レジー、ウィキ他、豪華ゲストが参加している。
一方で、カイが手がけた『City Planning』は、ディープで私的な美的探求の産物である。
ワイルドで、繊細で、ループするサウンドが収められたこの作品は、アヴァンギャルドな要素を巧みで洗練されたアウトプットで表現している。
洗練されたビートとアルペジオとは対称的に、奇妙で強烈な個性を感じるサウンドも散りばめられており、それがアルバム全体を暖かく魅力的な作品に仕立て上げている。
両者は、そのコントラストによって互いに補完し合っており、それがマウント・キンビー独自のサウンドを生み出しているということが改めて体感できる。
国内流通仕様盤CDには解説書が封入。
構成数 | 2枚
合計収録時間 | 00:59:31
解説書付き
-
1.[CD]Die Cuts
-
9.NEED U TONIGHT00:00:46
-
2.[CD]City Planning
-
UKの大物デュオによる5年ぶり4枚目……というか、表題によれば3.5作目という感じなのか。今回はドムの『Die Cuts』とカイの『City Planning』という各人のソロ作から成る2枚組で、ユニットの二面性を表現したそう。当世流の繊細ポップな前者にはスロウタイ&ダニー・ブラウンを筆頭にクチカやウィキ、盟友JBらが参加。アヴァンなビート集の後者は〈ポスト・ダブステップ〉なんて懐かしの形容も浮かぶテック&ディープな沼にハマれて良し。
bounce (C)出嶌孝次タワーレコード (vol.468(2022年11月25日発行号)掲載)
欲しいものリストに追加
コレクションに追加
サマリー/統計情報
