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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2022年09月25日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 文化資源社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | 新書 |
| SKU | 9784910714028 |
| ページ数 | 248 |
| 判型 | 新書 |
構成数 : 1枚
目 次
演博
私の演博的自叙伝
近時申報
酒のことなど
ショウチュウ
ビール
ワイン
サケ
勿体ないも卑しいから
味痴 未知 道
珍しきが花なり
無知不実行
毒試
思考の内外
何はともあれ旨いもの
民主主義万歳
食通にはなれず美食家にはならず
飲食に関わる音
海国萬歳
私の厨房歴
老いの楽しみ
貧しい食生活
写真機
魚のこと
ことば
好き嫌い
一周忌の酒
病気上手の死に上手
祐田善雄先生と「義太夫年表」
郡司先生追悼
夢多き友を悼む(追悼信多純一氏)
追悼文(ドナルド・キーン氏)
鳥越文藏略歴(カラー口絵16頁)
附り
「俺ほど世界で一番演博を愛している者はいない」といつも仰っていた鳥越文藏先生のエッセイ集。
昭和3年に坪内逍遙によって創設された演劇博物館にイノベーションを起こした中興の祖である著者は、それまで学内に向かって開かれていた演博の方向を外部に向け、だれでもが利用できる開かれた演博にしたいという強い思いをもっていた。そして、時代の潮流と、腕っこきの弟子達と協力を得て、デジタル化の先鞭をつけ、「早稲田の演博」を「世界のenpaku」と呼ばれるまでに変えた。今から20年ほど前に書かれた文章は、博物館・資料館・文学館などの学芸員ばかりではなく、古い組織の体質を仲間を信じて共に改革していこうとする全ての人の共感をえられるでしょう。
そして、大学退任の後に書かれた酒と美味いものをはじめとする悠々自適の文章、そして、老いについても少々。

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