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平成司法改革の研究 理論なき改革はいかに挫折したのか
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商品の情報

フォーマット

書籍

構成数

1

国内/輸入

国内

パッケージ仕様

-

発売日

2022年09月29日

規格品番

-

レーベル

ISBN

9784000247283

版型

A5

ページ数

398

商品の説明

司法制度改革審議会の最終意見書から20年。法曹人口増、法科大学院、裁判員制度など矢継ぎ早に行われた平成期の司法改革が、いずれもうまく行かなかったのはなぜか。実定法学、基礎法学、政治学等、多彩な分野の研究者やジャーナリスト、実務家が結集。「失敗の原因」を探り、それを踏まえて新たな改革提言を行う。

作品の情報
メイン
著者
収録内容

構成数 | 1枚

はじめに……………(須網隆夫)
――本書に至る経緯・本書の狙い・本書の概要

第I部 司法改革とは何か

第1章 司法制度改革の源流を考える……………(豊秀一)
――関係者の取材から
はじめに
1 統治構造改革の一環としての司法制度改革
2 法曹三者の改革の限界が生んだ司法制度改革
3 「呉越同舟」「同床異夢」を超えて
4 「制度を活かすもの、それは人である」
5 統治構造改革としての限界とその意味

第2章 平成の司法改革をもたらしたもの……………(飯考行)
――司法制度改革審議会前後の経過と社会を視野に入れて
はじめに
1 司法制度改革審議会の前史
2 司法制度改革審議会の提言とその後の経過
3 平成の司法改革をもたらしたもの
4 今後の司法改革の課題
おわりに

第II部 司法制度改革の総論的検討

第3章 制度改革の理論とは何か……………(須網隆夫)
――審議会に欠けていた改革の理論
はじめに――理論なき司法制度改革
1 制度改革への基本的アプローチ
2 新制度派経済学の基本的発想
3 新制度派経済学からの示唆
4 事例研究I――司法アクセスの場合
5 事例研究II――法曹養成の場合
最後に

第4章 司法制度改革と憲法学……………(山元一)
はじめに
A 司法制度改革の理念形成
1 統治構造改革の中の司法制度改革
2 司法制度改革の理念形成
B 「法の支配」の実現とその批判
1 「法の支配」の実現としての司法制度改革
2 「司法制度改革」と戦後市民社会論
3 司法制度改革論批判と憲法学
C 憲法学から見た司法制度改革20年
1 社会の「法化」と国民の「統治主体」化?
2 司法官僚制の変化?
3 違憲審査制 ― 司法消極主義の継続と定着?
まとめにかえて

第5章 比較司法政治から見た平成司法改革と日本の最高裁判所……………(網谷龍介)
――最高裁判所裁判官の選考制度に注目して
はじめに
1 政治的環境の中の司法
2 違憲審査と裁判官任命のポリティクス
3 憲法判断機関の任命方法
4 日本における最高裁人事の議論
5 司法改革における問題の回避
6 グローバルな立憲民主主義へ向けて?

第6章 平成司法制度改革の起源……………(ディミトリ・ヴァンオーヴェルベーク)
――刑事司法制度への国民参加に焦点を当てて
はじめに
1 戦後司法が抜本的改革されなかった理由
2 「日本人の法意識」と政策イメージ
3 平成司法制度改革への道
4 サブシステムからマクロ政治的アジェンダへ(1997-99 年)
5 抜本的司法制度改革の時期 ――1999-2001 年の政策転換
6 司法制度審議会と国民参加
おわりに

第III部 改革は何を達成し、何を実現しなかったか

第7章 弁護士の収入減と裁判所事件数の低迷について……………(馬場健一)
――見落とされている観点から
1 弁護士の収入減と裁判所事件数の低迷
2 弁護士収入の減少の実態とその評価について
3 民事・行政訴訟における弁護士代理率について
4 弁護士増は司法利用を活性化してきたのか
――比較法的見地も交えて
5 暫定的結論

第8章 原発事故賠償に見る民事司法制度……………(大坂恵里)
はじめに
1 意見書公表後の民事司法改革
2 福島原発事故賠償において民事司法制度は十分に機能しているか
おわりに

第9章 司法制度改革と行政訴訟……………(興津征雄)
はじめに
1 実効的権利救済と行政訴訟
2 抗告訴訟の原告適格と「オープンスペース」
おわりに

第10章 司法制度改革の司法権論と違憲審査制の国民的基盤……………(岩切大地)
はじめに
1 意見書における違憲審査制の位置づけと憲法判例との関係
2 法の支配と国民的基盤
3 意見書の別の含意
むすびにかえて

第11章 「人的基盤」としての法曹人口……………(米田憲市)
――ゆがんだ「法の支配」への道
はじめに
1 制度内視野での「人的基盤の充実」施策
2 審議会意見書が目指した「人的基盤の充実」と法曹人口
3 審議会意見書の目論見と達成状況
4 司法試験合格者数の方針転換とその後の展開
5 法曹人口の増加の成果と合格者数削減による影響
6 司法制度改革後の法曹の地域分布や職域の状況
7 法曹増員に向けた課題と展望

第12章 「 理論」も「実務」も置き忘れた法曹養成……………(米田憲市)
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