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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2022年09月24日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 岩波書店 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | 新書 |
| SKU | 9784004319429 |
| ページ数 | 218 |
| 判型 | 新書 |
構成数 : 1枚
はじめに
闘う神人たち
中世を捉え直す
「西京」と「西京神人」
小野晃嗣と網野善彦
語られた歴史を聞く
第一章 「西京」の成立――中世京都の空間
平安京の成立と西京
北野天満宮の創祀
安楽寺天満宮の創祀
中世京都の空間と支配
都市京都の社会構造
第二章 生業の展開
麴業の展開
麴業をめぐる由緒
麴業の独占
請文の伝来
第三章 北野祭と西京神人
北野祭の成立と展開
祭礼の再編
義満の北野祭見物──統治主体の変換
北野祭から瑞饋祭へ
第四章 神供奉納と麴業――画期としての「文安の麴騒動」
西京「七保」の成立
七保の様相
麴業の独占権をめぐる攻防と正長の土一揆
文安の麴騒動
麴騒動の痕跡
第五章 武家被官化と戦乱――中世末期の西京神人
伊勢氏の西京支配
西京神人の伊勢氏被官化
麴業独占への執着
室町将軍への奉仕と「甲の御供」
第六章 神職と麴業――近世の西京神人
麴業の衰退と「神人」身分の存続
補任運動の展開
菜種の御供
神人交名と御供所
瑞饋祭の隆盛
第七章 神仏分離を越えて――近代から現代へ
神仏分離と御供所
瑞饋祭の中絶と復興
安楽寺天満宮の復興
七保会の成立
おわりに
参考文献
図表出典一覧
さまざまな社会集団や権力が併存し、紛争の解決手段としてしばしば暴力をふるう。より強大な力をもつ幕府が、それらを統合・支配しようとする。日本の中世は殺伐とした時代だ。本書は、千年の命脈を現代にまで保つ京都・西京神人に焦点をあて、生業と祭祀を紐帯に、苛烈な世界をたくましく生き抜いた民衆の姿を描く。
■編集部からのメッセージ
中世の民衆はどのように生きていたのか。「ほとんど分からない」ということを、歴史が好きな方であればご存じでしょう。史料にあらわれるのは、書けて残せる一握りが必要に応じて記録した、人びとの断片的な情報ばかりです。共同体の実態や盛衰が分かる、描ける、というのは例外中の例外なのです。
本書がとりあげる「西京神人」はそんな「例外中の例外」です。
京都・北野天満宮と深いつながりを保ち、非常に重要な生業であった麹業を営む(なぜ麹が重要だったのかは、ぜひ本書で!)。強い紐帯で結ばれ、ときに武装し闘いながら過酷な時代を生き抜く――。本書を読めば、「武士の時代」のイメージではくくれない、中世日本の新しい姿を知ることができます。
じつは神人の子孫の方々はいまも京都にお住まいで、本書の内容には、子孫の方々との交流から得たことも大いに活かされています。史料だけでは知ることができない歴史に、どのように近づくのか。著者の試みにもご注目ください。歴史を知る方法も表現のしかたも、もっと色々あるのかもしれない。本書に生き生きと描かれた民衆の姿から、そのように思わされます。

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