Gayle Ellett(organ/synth/mellotron)、Mike Henderson(geffects)、Chuck Oken Jr.(dr)等により'84年結成、アングラな活動を続けつつ他と一線を画す硬質かつシリアスな音楽性が評価の高いベテラン米国産バンドによる記念すべき20作目のスタジオアルバムが登場!
作品ごとにカメレオンの如く大幅にスタイルを変化させる事で知られるこのバンド、前作『A SKYFULL OF STARS FOR A ROOF』ではTANGEIRNE DREAM他クラウト・ロック勢に通じるエレクトロニクス/シーケンスを用いたBerlin-School調のサウンドと、ブズーキ/ウドゥなどの民族楽器を駆使したエスノ色が濃いジャズ・ロックサウンドの異なる趣向で制作された2つの音素材を重ね合わせて一つの作品とすることで、従来のいずれの作品とも異なる非常にユニークな印象を持った先鋭的な一作でした。本作でもそういった前作の傾向を踏襲した、アナログ/モジュラー・シンセによるエレクトリックな感触と民族楽器他アコースティック楽器が織り成す二層構造によるイマジナリーなサウンドを披露しておりますが、今回はタイトル/ジャケット・アートの様にディストピア的な世界観を描いた作品という事らしく、若干ダークな味付けが施されたメランコリックで幻想的な一作です!
発売・販売元 提供資料(2022/09/28)