高橋悠治+富樫雅彦1988年のスタジオ録音が、34年の時空を超え正式リリース!
アルバム発売を予定し、1988年11月23日、高橋悠治(シンセサイザー、サンプラー)と富樫雅彦(パーカッション)によりスタジオで録音されたテープが34年ぶりに見つかり、CDアルバムとして正式リリースとなります。
1988年春から始まった新宿ピットインでの高橋・富樫デュオ、その集大成ともいえる本作は、譜面は用意されず高橋のリードに富樫が反応する即興演奏。それぞれ異なる音楽性が触発され対話しながら組み立てられていきます。高橋の初期サンプラーやデジタル・シンセによる電子音響と、富樫の計算されたアコースティックなパーカッションの響き、みずみずしいインタープレイによるどこへ行くのかわからないこの音の旅の軌跡は、貴重な作品となりましょう。
高橋悠治:シンセサイザー、サンプラー
富樫雅彦:パーカッション
発売・販売元 提供資料(2022/09/27)
アルバム発売を予定し、1988年11月23日、高橋悠治(シンセサイザー、サンプラー)と富樫雅彦(パーカッション)によりスタジオで録音されたテープが34年ぶりに見つかり、CDアルバムとして正式リリース。1988年春から始まった新宿ピットインでの高橋・富樫デュオ、その集大成ともいえる本作は、譜面は用意されず高橋のリードに富樫が反応する即興演奏。それぞれ異なる音楽性が触発され対話しながら組み立てられていきます。高橋の初期サンプラーやデジタル・シンセによる電子音響と、富樫の計算されたアコースティックなパーカッションの響き、みずみずしいインタープレイによるどこへ行くのかわからないこの音の旅の軌跡は、貴重な作品となりましょう。 (C)RS
JMD(2022/09/21)
お蔵入りとなっていた高橋悠治と富樫雅彦のデュオのスタジオ録音('88)のマスターが発見されリリースされた。この録音で高橋はシンセサイザーとサンプラーを、富樫はドラムセットから解放されたパーカッションセットを演奏する。本作の前(同年)と後(90年代)に収録されたライブ録音がリリースされており、デュオの様々な形に触れることができる。らのデュオが録音され始めたのは《トゥワイライト》の'76年頃だったが、本作もまた佐藤允彦が「"自分で考える"人間が増えるに従って、ゲームが興味深い結果を生む機会も増大する」とそのライナーで指摘した"興味深い結果"のひとつなのだ。
intoxicate (C)高見一樹
タワーレコード(vol.161(2022年12月10日発行号)掲載)