書籍
書籍

殉死の構造

0.0

販売価格

¥
1,034
税込
還元ポイント

販売中

お取り寄せ
発送目安
2日~14日

お取り寄せの商品となります

入荷の見込みがないことが確認された場合や、ご注文後40日前後を経過しても入荷がない場合は、取り寄せ手配を終了し、この商品をキャンセルとさせていただきます。

フォーマット 書籍
発売日 2022年09月09日
国内/輸入 国内
出版社KADOKAWA
構成数 1
パッケージ仕様 新書
SKU 9784040824475
ページ数 256
判型 新書

構成数 : 1枚

プロローグ「殉死と忠誠心」
一、阿部一族の悲劇
二、憤死としての殉死
三、細川忠利の殉死者
四、細川忠興と光尚の殉死者
五、伊達政宗の殉死者
六、下層の殉死者たち
七、殉死者とかぶき者
八、忠臣蔵の本質
九、武士道の成立事情
エピローグ

  1. 1.[書籍]

江戸時代に社会現象となった殉死は、主君が自然死した場合に家臣や家族など関りがあった者が後を追って自害することを指すが、殉死した多くは主君と近い距離にあった上級武士ではなく、下級武士だったことがわかっている。いったいなぜ下級武士は距離の遠い主のために殉死したのか。殉死は主君の死を悲しみ、死後もお供をするという「忠誠心」によるものと思われがちであるが、そうではない。殉死の本質は、戦争が非日常となった17世紀、戦いに命を懸けることもなくなり、武士、特に体制から疎外された「かぶき者」たちの自己主張のひとつの形であったのだ。さまざまな殉死の実例から、殉死の新解釈に迫った名著復刊。
※本書は、1994年に弘文堂より刊行され、2008年に講談社学術文庫で刊行された『殉死の構造』を復刊したものです。底本には講談社学術文庫版第一刷を使用しました。復刊にあたり、著作権継承者の御了解を得て、改題の他、難読漢字に読み仮名を付すなどの表記上の整理を行いました。

作品の情報

メイン
著者: 山本博文

メンバーズレビュー

レビューを書いてみませんか?

読み込み中にエラーが発生しました。

画面をリロードして、再読み込みしてください。