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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2021年01月06日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 大阪大学出版会 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784872597066 |
| ページ数 | 318 |
| 判型 | 46 |
構成数 : 1枚
はじめに―記憶は存在する
第一部 復興のための記憶論
1 東日本大震災後の記憶論
東日本大震災と死者
〈かつてあったもの〉と〈アーカイブ〉的復興
〈かつてあったもの〉を伝承する
本書の構成
2 記憶論再考
記憶論の穴―写真における〈かつてあったもの〉
ロラン・バルトの写真論―物語以前の存在について
記憶の回顧主義から視座としての記憶論へ―「登場人物」としての記憶
記憶の固定主義から他者としての記憶論へ―死者としての記憶
記憶の言語中心主義から身体の記憶論へ―身構えとしての記憶
方法―語られないものを聞く
3 〈不在〉の写真
インタビュー1 荒浜のバス停の写真と石巻のメイン通りの写真
インタビュー2 いまはなき志津川駅の「跡地」の写真
〈不在〉の写真を見る/撮る
コラム 写真を洗う指
第二部 〈かつてあったもの〉の復興
4 第二の喪失―視座としての記憶論
写真をめぐる想起と想起の失敗
「第二の喪失」
第二の喪失からの恢復
コラム くろじいとの約束、そして物語について
5 死者とともに語る―他者としての記憶論
復興過程で取り残された者
犠牲のシステム
「死者について語ること」に潜む権力構造
エスノグラフィー― 痕跡の消えた被災地から
東日本大震災後の幽霊譚
死者とともに語る
コラム 「被災者の言葉を奪った」とはどういうことか―小説『美しい顔』をめぐる論争から
6 「語りえないこと」の恢復―身体の記憶論
スナップ写真の「語りえなさ」
復興の現場における「語りえないもの」
語りにならなかった事例
「秘密」というコミュニケーション
7 めざすとすごす―写真を返す活動の二つの目標
支援の終わりという問題
支援者の想い
「めざす」と「すごす」の構造的相違
想起と復興
8 想起するという復興
記憶と存在
約束と〈再会〉
想起から〈再演〉へ―復興のアクションリサーチに向けて
あとがき
初出一覧
参考文献
索 引
記憶とは何か、想起するとはどういうことか。津波で流された写真を返却する活動からみえた、復興への道筋――。
東日本大震災の被災写真返却のためのお茶会を続けてきた著者が、思い出、記憶、想起と復興の関係について問いなおし、想起の場と寄り添い方について考える。写真を失うことは、何を忘れたのかさえも想起されなくなる「第二の喪失」につながり、写真を介することで「語りえないこと」のコミュニケーションが可能になる。「将来への教訓」としての記憶でなく、一人一人の何気ない記憶を想起することが復興に繋がるという確信のもと、想起を目指すのではなく、ともに「すごす」活動を重ねていくことの意義を再確認する。

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