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フォーマット 書籍
発売日 2018年04月20日
国内/輸入 国内
出版社大阪大学出版会
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784872596182
ページ数 238
判型 46

構成数 : 1枚

第1部 「食べる」を通じて学ぶ
第1章 食を通した心の発達 清水(加藤)真由子
第2章 サルは共に食べて社会を学ぶ 中道正之
第3章 好き嫌いから「食べる」を捉え直す 八十島安伸

第2部 「食べる」を通じてつながる
第4章 「食べる」ことは「こころ」を映す―心理療法から拒食と過食を考える― 竹田剛 ・ 佐々木淳
第5章 ツールとしての炊き出し―災害救援における食の意味― 渥美公秀
第6章 エンデの村で食べること―インドネシア東部でのつながりのある暮し― 中川敏
第7章 ヒマラヤ高所における食の変化と病―「フィールド栄養学」研究から― 木村友美

第3部 「食べる」を通じて考える
第8章 「食べる」ことになぜ作法が求められるのか―「食べる」に関する教育人間学的考察― 岡部美香
第9章 「食べる」ことと性―食の哲学に関する一側面― 檜垣立哉

  1. 1.[書籍]

「食べる」という日常的な行為をキーワードに、心理学、社会学、教育学、哲学、生物学などの広範な学問領域から、「人そのものと、人が営む社会」を明らかにする。各章では、味覚をつかさどる脳神経機構からの研究、乳幼児の食行動と関連した社会性の発達、贈与交換と共食、摂食障害、食事の作法、災害時の「炊き出し」、辺境地の食、サルや類人猿の食行動、食と性のタブー等について扱い、「人間とは何か」という問いに迫る。

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