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介護人材が集まる職場づくり 現場リーダーだからこそできる組織改革

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フォーマット 書籍
発売日 2022年09月05日
国内/輸入 国内
出版社ミネルヴァ書房
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784623092628
ページ数 264
判型 46

構成数 : 1枚

まえがき

序 章 低賃金だけが理由だろうか(結城康博)
1 介護現場は特殊な「現場」なのか――他産業との比較から
2 時代錯誤な四〇代以降の関係者
3 適切な現場リーダーの育成・養成
4 介護職員不足の要因は高齢者側にも


第I部 介護職員を悩ませる問題――現場からの報告

第1章 「福祉」という美名がもたらす不条理――利用者・上司のハラスメントが生じる構造(吉田輝美)
1 「奉仕」から「労働」へ――自己犠牲・精神論から脱却できない人々
2 利用者・上司のハラスメント――抑圧と理不尽な要求
3 介護労働は感情労働――ハラスメントが無くても生じるストレス
4 介護現場のハラスメントがもたらすもの
5 介護現場のリーダーが実践すべきストレスマネジメント
6 介護環境は成長するための土壌である

第2章 職員間で共有化できない介護観と相性の不一致――職場のコミュニケーション不足が招く問題(木島望美)
1 なぜ人間関係を損ねる派閥ができるのか――介護観・相性の調整不足
2 新人職員への指導と派閥の形成
3 適切な指導・評価が派閥を防ぐ
4 利用者・仲間で態度を使い分けない――介護職員に求められる公平な態度
5 業務分担推進によるコミュニケーションの活性化――現場リーダーに求められる役割
6 人手不足がコミュニケーション不足にならないために

第3章 労務管理を困難にする「無自覚」な法令違反――介護現場の特殊性とコンプライアンスの不徹底(市川正人)
1 介護現場と労働法
2 労働者派遣法も改正(働き方改革関連法)
3 「中間管理職」こそ労働法を身に付けるべき
4 介護現場とディーセント・ワーク
5 SDGs(持続可能な開発目標)とディーセント・ワーク

第4章 「不満の解消」から「労働意欲の向上」へ――モチベーション理論で考える今後の介護経営(早坂聡久)
1 制度の持続可能性は人材
2 施設経営における人材難の現状
3 介護労働の魅力向上という経営戦略

第5章 賃金問題だけでない介護人材不足の要因(結城康博)
1 介護人材不足は組織的問題
2 賃金と休日
3 ブラック企業も少なくない
4 介護事業所の四類型
5 介護人材派遣会社に依存する動き
6 ユニークな人材確保・定着手法


第II部 介護現場のリーダーが取るべき態度と責務

第6章 介護現場のリーダーに求められる「ともにある」態度――「臨床」と「管理」から考える人間関係とリーダーシップ(米村美奈)
1 職場の人事管理
2 人間関係の概念の誕生
3 介護現場のリーダーに求められる指導性
4 介護現場のリーダーの「臨床」と「管理」を支えるもの

第7章 「昭和的指導法」から「過保護すぎるくらい丁寧」な指導へ――新たな人材マネジメント養成への転換(松山美紀)
1 介護職員を目指す層が変わっている
2 介護現場で必要な能力を向上させる指導とは
3 過保護と言われかねないぐらい「ほめて」伸ばす
4 指導も「寄り添い型で」

第8章 ハラスメントにおける職場の責任と予防策――パワハラ・セクハラ・マタハラの裁判例から考える(関口慶太)
1 多様化するハラスメント
2 パワーハラスメント
3 セ<...

  1. 1.[書籍]

介護現場の慢性的な人材不足を解消するためには、現場リーダーの指導・養成力を現代の状況に応じて変容させていく事が必要である。本書では、先駆的な取り組みをしている施設等の事例を基に現場リーダーが取るべき態度と責務を解説。また利用者や地域住民とのトラブルを予防・克服するための手法についても言及。「2025年問題」が間近に迫った今、喫緊に解決すべき問題の改善策をまとめた一冊。

作品の情報

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アーティスト: 結城康博

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