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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2022年10月20日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 朝日新聞出版 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784023322684 |
| ページ数 | 128P |
構成数 : 1枚
週刊朝日連載「司馬遼太郎シリーズ」写真担当の小林修が、司馬遼太郎氏のベストセラー『坂の上の雲』の世界観を写真で表現した。
作品の印象的な文章も掲載、写真とのコラボレーションで新たな魅力を引き出す。
週刊朝日連載「司馬遼太郎シリーズ」は2006年に連載を開始して16年が経過、現在も続いている。
もっとも長期に連載したのは『坂の上の雲』だった。
「まことに小さな国が、開化期をむかえようとしている」という一文で始まり、弱小国だった明治日本の青年たちが必死でロシアに挑み、かろうじて勝利するまでを描く。
日露戦争は「第0次世界大戦」とも呼ばれ、現代のウクライナ紛争におけるロシアのあり方とオーバーラップする点も多い。
小林は愛媛・松山を振り出しにした国内はもとより、ロシア、イギリス、フランス、フィンランド、アメリカ、中国、韓国など、作品の舞台ほぼすべてを取材した。
写真には旅の要素も含まれており、厳選した写真を司馬氏の言葉とともに紹介することで、『坂の上の雲』の世界を実際に旅するような内容となっている。
司馬氏のロシアに関する言葉は、ロシア情勢の源流を知る一つのきっかけとなるだろう。
さらには司馬氏が愛した正岡子規の俳句も引用し、俳句ファンにとっても興味をひく写真集になっている。
「司馬遼太郎シリーズ」の小林の写真は、2017~19年の3年連続で日本雑誌写真記者会賞の最優秀賞を受賞し、19年には写真集『司馬遼太郎「街道をゆく」の視点』を出版し、あわせて開催された写真展(東京、大阪)は大きな反響を呼んだ。
2023年は司馬遼太郎氏の生誕100年にあたる。心血を注いだ『坂の上の雲』の世界を写真と文章でお楽しみください。

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