| フォーマット | SHM-CD |
| 発売日 | 2022年11月23日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | ユニバーサルミュージック |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | UICY-16121 |
| SKU | 4988031536803 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:53:36

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『スティル・ウォーターズ』は,1997年に前作から4年ぶりに発売された。1981年の『リビング・アイズ』の商業的な失敗以来、アメリカでは彼らのオリジナル・アルバムが売り上げ面で成功することはなかった(68位の『ONE』が最高)。ところが、本作は初登場11位(最高位)で、「Fever Again」などと雑誌に掲載されたりした。また、イギリスやアメリカで色々な賞を受賞した。「ロックン・ロール・オブ・フェイム」の殿堂入りも果たした。彼らのようなポップスと括られるようなグループでは初めてではないか?
シングル「アローン」は初登場30位台で、大ヒットかと期待したがトップ20にも入らなかった。残念ながら70年代半ばから80年までのアメリカでの大人気は戻らなかった。しかし、よくカムバックしたと思う。ちなみに、イギリスではアルバムは2位で、シングル「アローン」は5位まで上がりヨーロッパ各国でもヒットした。
このアルバムは12曲収められているが、モーリスが歌う「もっと近くに」以外はすべてお気に入りだ。中でベストを選べと言われれば、バリーの感情を込めた歌とファルセットのコーラスが素晴らしい「恋する者の祈り」と、ロビンの声が何とも魅力的でメロディの広がりが素晴らしい「アイ・ウィル」が双璧だ。後は重いリズムの「アイ・サレンダー」やバリーの後ろで歌っているロビンのコーラスが実によい「瞳を閉じて」(『ビー・ジーズ・ファースト』に同じ邦題の「I Close My Eyes」がある。信じられないミス)、バリーの静かな歌が聴ける「オブセッションズ」がそれに続く。
本作『スティル・ウォーターズ』は,1987年に活動を再開した彼らのアルバムの中でも『ONE』と並ぶ傑作だと思う。