フォーマット |
SHM-CD |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2022年11月23日 |
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規格品番 |
UICY-16114 |
レーベル |
|
SKU |
4988031536735 |
1976年発表
◆SHM-CD仕様/ジュエルケース/解説・歌詞・対訳付
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 00:39:04
このレビューは2022年11月23日に再発された日本盤CDについてのものです。
前作『メイン・コース』で念願のアメリカでの成功を成し遂げたビー・ジーズだが、なんとアリフ・マーディンの起用が叶わず、カール・リチャードソンとアルビー・ガルートンとの共同プロデュースで本作を作り上げた。しかし、彼らは『ホリゾンタル』からプロデューサーとしてクレジットされており、それだけの才能を持ち合わせていたのだ。つくづく天才なのだなと思う。
このアルバム、いよいよ黒くなっていく。前作はまだ旧来のイメージも感じられたが、本作は振り切ってブラック・ミュージックに正面から取り組んだ感じだ。数あるアルバムの中で、最も黒いのが本作だ。バリーのファルセットは益々磨きがかかって文句を言わせない。当然、リード・ヴォーカルも彼の独壇場となっていく。ロビン・ファンの私としては、成功はうれしいが少し寂しかった。
「ユー・シュッド・ビー・ダンシング」が大傑作なのは言うまでもない。「偽りの愛」は3人でファルセットでハモッてるなと思えて微笑ましい。しかし第三弾シングルの「ブーギ・チィルド」はちょっといただけない。以前のインタビューでロビンが、『アース・ウィンド・アンド・ファイアーの大ファンでアース風の曲をやりたかったんだ』と発言していたが、シングルにまでしなくてもと思う。しかし「ブーギ」ではなく、「ブギー」が正しいと昔から思っているけど、どうなんでしょう?
その他お気に入りは、颯爽と地下鉄に乗っている気になる「サブウェイ」、「悲しませることなんてできないよ」は『Hear At Last Live』での演奏が素晴らしかった。「帰りこぬ日々」はブルー・ウイーバーがクレジットされているが、解説によると『ブルーのメロディに基づいてバリーが展開させた』とのこと。「ジャイブ・トーキン」の印象的なシンセサイザーの演奏は、本作でも「愛の侵入者」や「サブウェイ」でも顕著だが、ブルーの貢献度は本当に高いと言える。
最後に「ラブ・ミー」は、『最初バリーが歌おうとしてうまくいかず、ロビンに振った』と解説にあるが、もっとロビンに歌ってもらいたかったと、改めて思った。
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