| フォーマット | SHM-CD |
| 発売日 | 2022年11月23日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | ユニバーサルミュージック |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | UICY-16107 |
| SKU | 4988031536667 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:36:36

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69年12月にバリーがビー・ジーズを抜けると発表して解散していた彼らが、70年の夏ごろに突然「アイ・オー・アイ・オー」と深夜放送で流れたときは本当に驚いた。しかもアルバムまで出た。シングル「アイ・オー・アイ・オー」は日本ではよくラジオで流れかなりヒットした(事実、「ジョーク」以来の売り上げで、その時点で「マサチューセッツ」「ジョーク」「ワールド」「ワーズ」に次ぐ)。
アルバムはロビン抜きなので、今までと随分違って聴こえたが、バリーとモーリスはカントリー好きなのが良く分かった。しかしバリーらしいソウルフルな「ダウン・バイ・ザ・リバー」や「アイ・レイ・ダウン・アンド・ダイ」は大傑作だ。一番好きなのは「スウィートハート」でエンゲルにあげたのはもったいない。「思い出を胸に」は初めて買ったシングルで忘れられない曲。バリーのセリフ入りの「君との別れ」はエンディングが今一つ気に入らないが、たぶん女性ファンは大好きなんだろうなと勝手に思う。
というように、どの曲も素敵でロビン抜きでもこれだけのものを作るとは、やっぱり彼らは只者ではない。「売れ行きなんか気にしなくていいよ。中身だよ」と言いたくなる好アルバムだ。
最後にドラマーのコリン・ピーターセンはなぜやめたのか疑問だったけど、解雇されたことが後年(私には)分かった。なぜなのか、この再発CDの解説に記載してあった。執筆者に感謝です。しかしコリンかわいそうだと思った。