アマーロ・フレイタスやディアンジェロ・シルヴァらブラジルの新世代ピアニストに並ぶ俊英、サンパウロで活動するジャズ・ピアニスト、アレシャンドリ・ヴィアナのトリオ2作目となる2022年作を日本盤CD化!! (C)RS
JMD(2022/09/08)
歌うように縦横無尽に奏でられるピアノ。キース・ジャレット、エンリコ・ピエラヌンツィ~シャイ・マエストロらを彷彿とさせるピアノトリオ作品の傑作!!
アマーロ・フレイタスやディアンジェロ・シルヴァらブラジルの新世代ピアニストに並ぶ俊英、サンパウロで活動するジャズ・ピアニスト、アレシャンドリ・ヴィアナのトリオ2作目となる2022年作を日本盤CD化!!
カラフルなリズムを生み出すアンサンブルはコンテンポラリー・ジャズとサンバなどのブラジルの伝統的なリズムやエッセンスの境界線を融和させている。言うなれば、1960年代に活躍したブラジルの伝説的なサンバジャズのピアニスト、テノーリオ・ジュニオールの音楽性をモダナイズさせたかのようだ。しかし何よりキース・ジャレット、エンリコ・ピエラヌンツィ、マリオ・ラジーニャ~シャイ・マエストロといった、リリシズム、美メロ系の系譜とも呼べる、歌うように奏でられるメロディこそが素晴らしい。新世代・南米リリシズムの地平はここから始まると言っても過言ではない。ティングヴァル・トリオやマヤミスティ・トリオのようなヨーロピアン・ジャズ、欧州ピアノトリオ好きも必聴の1枚だ。
発売・販売元 提供資料(2022/09/05)
縦横無尽のピアノと色彩美のアンサンブルにより、ジャズ~ブラジルの境界線を新提示するピアノトリオ傑作。キース・ジャレット、エンリコ・ピエラヌンツィら美ジャズ・レジェンドやアマーロ・フレイタスやディアンジェロ・シルヴァらブラジル新世代に並ぶ俊英ピアニストのアレシャンドリ・ヴィアナのトリオ2作目。"ブラジルの伝説的サンバ・ジャズの祖テノーリオ・ジュニオール(p)をモダナイズ化"と称されるのも納得。このリリシズム、かの美メロ系譜のメロディとタッチ、果てはヨーロピアン・ジャズ好きも愛聴必至。ええやんええやん。
intoxicate (C)黒田"ハイプ"朋規
タワーレコード(vol.160(2022年10月10日発行号)掲載)