Great JPN New Wave /Walearic!
'88年稀少盤が初アナログ・リイシュー!
安藤裕子によるカバーや、カヒミ・カリィに影響を与えるなど、アンニュイなウィスパーヴォイスで一躍名を馳せた早瀬優香子の、'88年作が初のLP復刻です。
"和レアリック"(和モノ+バレアリック)として国内外問わずピックされるエスノ・ダブ「Penifa」、細野晴臣の環境音楽諸作品とも共鳴する第四世界ニューエイジ「土地、愛すべきもの -沖縄-」などの濃厚ながら瑞々しい作風は、水野正敏と自身の共同プロデュースによるもの。
7曲:30分強でコンパクトに納められた、言わば箱庭的な作品。当時の仕様を再現し、待望の再発。
発売・販売元 提供資料(2022/09/01)
安藤裕子が楽曲をカヴァーするなど、再評価機運が高い早瀬優香子の4thアルバムがデジタル・リマスターにて復活。12月に一足先に発売された『yes,we're SINGLES』は、早々に在庫がなくなり再プレスという人気ぶり。本作は1988年という時代が大きく影響した音作りで今聴くと懐かしい反面、新鮮に感じる。プロデューサーは早瀬本人と日本を代表するベーシスト水野正敏。参加ミュージシャンは村上PONTA秀一や菅沼幸三、カルロス菅野、大徳俊之などジャズ・フィールドの凄腕を起用。程よいニュー・ウェーヴ感とウィスパーボイスが相まって、唯一無二の世界観を創り出している。
intoxicate (C)タナカシンメイ
タワーレコード(vol.120(2016年2月10日発行号)掲載)
そもそも水野氏に早瀬さんが直接依頼したものだそうで、そのせいだろうか本人の作詞・作曲が多い。
そしてそれまであった、シングル・CMソングがない。
結果的にポップなんだけど一般受けしそうにはない、優香子ワールドになっている。
それがファンには心地良いのだ。
また参加ミュージシャンが豪華で、なかでも村上ポンタ氏のドラムがすばらしい。
このアルバムが気に入ったなら、貴方は優香子ワールドに捕まった人です。