ricotが見出だす「不出来」とは?1年ぶりのメジャー4thアルバム。コロナ禍の中、一度は延期となったものの積極的にワールドツアー開催を試み、定期的に日本国内でもライブをこなしてきたtricot。そんなtricotがライブを経て、何を感じ何を表現するのか必聴な1枚となっている。今作は昨年リリースされた『上出来』に対して、『不出来』というタイトルだが、tricotにとっての「不出来」とは何を示すのか。『不出来』というタイトルは一見マイナスイメージだが、tricotは何を見せてくれるのか。 (C)RS
JMD(2022/09/03)
tricotが見出だす「不出来」とは?
1年ぶりのメジャー4thアルバム。
コロナ禍の中、一度は延期となったものの積極的にワールドツアー開催を試み、定期的に日本国内でもライブをこなしてきたtricot。
そんなtricotがライブを経て、何を感じ何を表現するのか必聴な1枚となっている。
今作は昨年リリースされた『上出来』に対して、『不出来』というタイトルだが、tricotにとっての「不出来」とは何を示すのか。『不出来』というタイトルは一見マイナスイメージだが、tricotは何を見せてくれるのか。
『不出来』にして"上出来"な今作も目が離せない。
発売・販売元 提供資料(2022/09/01)
シンセ・ベースの導入など新境地を示した『上出来』から1年、今度は『不出来』が完成。ノーウェイヴィーな"模造紙ヒデキちゃん"やOn-U的なダブ処理が特徴の"冗談検定"など、エクストリームに振り切った印象だ。とはいえ音作りは整理されており、演奏のソリッドさは比類がないほど。劣等感だらけの自分を卑下しつつ、それでも生きていることを肯定していくノイズまみれの表題曲は、いくつもの不出来な魂を救うだろう。
bounce (C)田中亮太
タワーレコード(vol.469(2022年12月25日発行号)掲載)