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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2019年03月27日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 白水社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784560096888 |
| ページ数 | 340 |
| 判型 | 四六 |
構成数 : 1枚
序
第一章 より良いバランスを取り戻す
第二章 国家の仕組み
第三章 欧州の苦闘
第四章 仕事、産業化、民主主義
第五章 経済学者と経済モデル
第六章 経済学上のコンセンサスの危機
第七章 経済学者、政治、アイデア
第八章 政策イノベーションとしての経済学
第九章 何がうまくいかないのか
第十章 グローバル経済の新たなルール
第十一章 将来に向けた成長政策
第十二章 政治こそが重要なのだ、愚か者!
謝辞
訳者あとがき
出典
註
索引
ポピュリズム的ナショナリズムと高度産業社会に充満する不安を理解するための必読書。
フランシス・フクヤマ、ラグラム・ラジャン推薦
自由主義と重商主義の攻防
グローバル経済の行く末は、ますます不透明になってきた。
ブレグジットやトランプ大統領の誕生で、米国と欧州は傷ついた巨人としてもがき苦しんでいる。
低成長に喘ぐとともに、格差の拡大で社会の足場が大きく腐食されているのだ。
本書の著者、ダニ・ロドリックは『グローバリゼーション・パラドクス』でこうした展開を正確に予測していた。
本書は、『グローバリゼーション・パラドクス』以後の世界を展望した最新刊である。
本書によると、米英を中心とした自由主義陣営と中国を中心とした重商主義陣営が相互に共存できる時代がここ数年で終焉したという。
先進国においても雇用や輸出が重視され、米国が重商主義に改宗しようとしているのは象徴的だ。
成長の核になる途上国の未来も暗い。グローバリゼーションとテクノロジーの進展は、貧困国に十分な産業化の時間を与えず、「早すぎる脱工業化」が世界を蝕んでいるのだ。
ポピュリズムや「怒りの政治」はこうした事態を栄養源として成長してきた。
自由主義と重商主義の攻防にどう向き合うのか?
中道左派はいかに国民の信頼を取り戻すべきなのか?
資本主義を再構築するための新たな提言!

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