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フォーマット CDアルバム
発売日 2023年03月14日
国内/輸入 輸入
レーベルNaive
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 V7259
SKU 3700187672591

構成数 : 1枚
合計収録時間 : 01:11:55

【曲目】
(1)ハイドン:
チェロ協奏曲第1番 ハ長調 Hob.VIIb:1

(2)ポルポラ:
ラルゴ~チェロ協奏曲 ト長調より

(3)モーツァルト:
協奏交響曲 イ長調~ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロのための協奏曲 K320e/K.Anh.104(断片)〔ロバート・レヴィンによる補完版〕

(4)グルック/ラ・マルカ編:
精霊の踊り(『オルフェオとエウリディーチェ』より)

(5)ポルポラ:
正しい愛、私を燃え上がらせた(『ヘスペロデスの園』より)

(6)ハイドン:
チェロ協奏曲第2番 ニ長調 Hob.VIIb:2

【演奏】
クリスティアン=ピエール・ラ・マルカ(チェロ)
ジュリアン・ショヴァン(指揮、ヴァイオリン)
アドリアン・ラ・マルカ(ヴィオラ(3))
ル・コンセール・ド・ラ・ローグ
フィリップ・ジャルスキ(カウンターテナー(5))

【録音】
2021年2月27-30日、パリ

  1. 1.[CDアルバム]

作品の情報

商品の紹介

フランスの俊英チェロ奏者、クリスティアン=ピエール・ラ・マルカ
ショヴァン指揮、ル・コンセール・ド・ラ・ローグとの協奏交響曲!
ジャルスキも参加の豪華アルバム!!

フランスの俊英チェリスト、クリスティアン=ピエール・ラ・マルカ。「チェロ360」(V7260)や、「ワンダフル・ワールド」(V7362)など、コンセプトから参加メンバーまで研ぎ澄まされた感性のアルバムで話題を呼んできましたが、今回は「レガシー」と題し、ハイドンのチェロ協奏曲を中心としたプログラムのアルバムを発表します。
管弦楽はル・コンセール・ド・ラ・ローグ、まさにハイドンを演奏するために誕生したアンサンブルを迎え、同団音楽監督のショヴァンの指揮のもと、実にエレガントなハイドンを展開しています。
モーツァルトの協奏交響曲(レヴィンによる補完版)では、同じくフランスの俊英ヴィオラ奏者にして弟でもあるアドリアン・ラ・マルカ、そしてショヴァンのヴァイオリンという注目の顔合わせの演奏です。
ポルポラといえば声楽の印象がありますが、チェロにも非常に深い見識を持った作曲家でした。
ポルポラはウィーンにイタリアの声楽伝統を根付かせた立役者で、ハイドンもグルックもウィーンで活躍しました。
そうした作曲家たち同士の生きた交流までもが感じられる内容です。レコーディング(ディレクションから音のことまですべて)は吉田研氏が担当。素晴らしい録音音質も特筆に値します。

クリスティアン=ピエール・ラ・マルカは1983年生まれ。
エクス=アン=プロヴァンス音楽祭でデビュー後、ジャン=マリ・ガマール、フィリップ・ミュレルに、さらにフランス・ヘルメルソンやスティーヴン・イッサーリスにも師事。
ロストロポーヴィチやハインリヒ・シフらのマスタークラス受講。
アルバム「チェロ360」は2021年ベスト・コンセプト・アルバム賞(グラモフォン)受賞。
弟のアドリアン・ラ・マルカとフォレス音楽祭(フランス)の共同音楽監督をつとめる。
キングインターナショナル
発売・販売元 提供資料(2023/02/15)

メンバーズレビュー

1件のレビューがあります
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CDの収納スペ―スを清掃していて、夫が購入した「モ―ツァルト交響曲 全録音集 /H.グラフ指揮 ザルツブルク・モ―ツァルテウム管弦楽団(CAPRICCIO49288)」を見直し、私も食わず嫌いを改めて、古楽奏者による演奏で聴くことに決めた。
私は、生来バロック音楽が好き。ただ好きで聴くことから始まり、タワレコ店舗の音楽史の棚にMAKが陳列されていたことから、音楽史を聴いていることに気づいたのだった。
それ故、今後モ―ツァルトを聴く時は、歴史的文脈や音楽史的理解から始めようと考えていた日に、本盤と出会った。
しかし、いつものように、私はこのような理論的な鑑賞が苦手で、聴いているとポルポラ先生の歌唱作品だけが明らかに浮き上がって耳を捉えて、他の作品が何故か小音量で聞こえるし、物足りないのである。聴き重ねると魅力を増して、ナポリ楽派へと戻る。“チェロにも非常に深い見識を持った作曲家”(商品説明)と首肯。チェロの執拗低音と歌唱声部との相乗効果で、高揚感が胸懐を満たして横溢する。感情の漸進性、心的過程が精緻に描き出されている。

私は何を聞いているのだろう。蘇演を通じて、当時の精鋭たちの夢のあと、または、現代に甦る不死鳥の如くの芸術。時空間を超えてくる彼らたちの生命の軌跡と共に、深く現代日本人の私の心身を傾倒させる才能とエネルギー。
本当に素晴らしい。心からの称賛に値する。何度も繰り返しての愛聴に耐える芸術性。
仰角の思慕と、傾倒する下降の情感。アンビバレントな心情表現にも優れ、自覚してなかった心の様相を鮮明にして行く。
結婚以来、祈る生活が続いた故、篤い信仰心を顕現する宗教曲の方を好む傾向があったが、ポルポラ先生や父スカルラッティはオペラに感性を啓いてくれる。しかも、深い憂いを華やかさで払拭し、救命。“ナポリの人々が「苦悩から逃れる2つの場は、音楽と宗教」とは、何世紀も前から言われてきたこと”(ジョ―ジ・J.ビュロ―編『爛熟した貴族社会とオペラ 後期バロックⅠ Man & Music THE LATE BAROQUE ERA From the 1680s to 1740』)

今尚、耀々として。
ニコラ・ポルポラNicola Antonio Giacinto Porporaの祥月命日(1686年8月17日)に。
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