Rock/Pop
UHQCD
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ザ・カー

4.5

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フォーマット UHQCD
発売日 2022年10月21日
国内/輸入 国内
レーベルDomino
構成数 1
パッケージ仕様 紙ジャケット
規格品番 BRC714
SKU 4523132140872

特典情報


ステッカーシート

※特典は満了次第終了となりますので予めご了承ください。
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構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:37:26

  1. 1.[UHQCD]
    1. 1.
      There'd Better Be A Mirrorball
      00:04:26

      録音:Studio

      その他: Arctic Monkeys

    2. 2.
      I Ain't Quite Where I Think I Am
      00:03:11

      録音:Studio

      その他: Arctic Monkeys

    3. 3.
      Sculptures Of Anything Goes
      00:03:59

      録音:Studio

      その他: Arctic Monkeys

    4. 4.
      Jet Skis On The Moat
      00:03:17

      録音:Studio

      その他: Arctic Monkeys

    5. 5.
      Body Paint
      00:04:50

      録音:Studio

      その他: Arctic Monkeys

    6. 6.
      The Car
      00:03:18

      録音:Studio

      その他: Arctic Monkeys

    7. 7.
      Big Ideas
      00:03:57

      録音:Studio

      その他: Arctic Monkeys

    8. 8.
      Hello You
      00:04:04

      録音:Studio

      その他: Arctic Monkeys

    9. 9.
      Mr Schwartz
      00:03:30

      録音:Studio

      その他: Arctic Monkeys

    10. 10.
      Perfect Sense
      00:02:49

      録音:Studio

      その他: Arctic Monkeys

作品の情報

メイン
アーティスト: Arctic Monkeys

商品の紹介

デビュー作からすべてのアルバムで全英1位を記録するなど、名実ともにUKロックの最高峰に君臨するアークティック・モンキーズが待望のニュー・アルバム『The Car』を〈DOMINO〉からリリース。
バンドにとって7枚目のスタジオ・アルバムとなる本作『The Car』は、フロントマンのアレックス・ターナーが書き下ろした10曲の新曲を収録。2009年の『Humbug』以来のパートナーであり、ゴリラズやフォールズの作品にも携わるジェイムス・フォード (シミアン・モバイル・ディスコ)がプロデュースを担当し、サフォークのスタジオ【Butley Priory】、ロンドンのスタジオ【RAK Studios】、パリのスタジオ【La Frette】でレコーディングされた。2018年の『Tranquility Base Hotel + Casino』以来となる『The Car』は、アークティック・モンキーズのサウンドが更なる領域へ到達したことを証明するように、豪華なオーケストレーションが生み出す音楽風景の中で、彼らが自由にたち振る舞う姿を描き、アレックス・ターナーのキャリアを通して最も芳醇で完成度の高いヴォーカル・パフォーマンスが収められている。
国内盤CDおよび日本語帯付き仕様LPには歌詞対訳解説が封入される。
発売・販売元 提供資料(2022/08/24)

賛否両論だった前作からラウンジーかつゴージャスな意匠を継承しつつ、さらに優雅に、さらに美しく磨き上げたアルバムだ。それはアレックス・ターナーを中心とする4人が、このシックで麗しい音を、何の無理もなく着こなしていることを意味する。先行曲"There'd Better Be A Mirrorball"を含む大半の曲は、バカラックを彷彿とさせる華麗なストリングスと鮮やかな転調を配したオーケストラル・ポップ。その爛々とした輝きのなか、ブリストル・サウンドにヒントを得たかのような"Sculptures Of Anything Goes"やクールなモッド感を持つ"I Ain't Quite Where I Think I Am"が、艶やかに黒を映えさせる。アレックスの裏声もすっかり板についており、ここまできたらもう次のボンド映画のメインテーマを歌うのは、彼らしかないのでは。
bounce (C)田中亮太
タワーレコード(vol.467(2022年10月25日発行号)掲載)

メンバーズレビュー

2件のレビューがあります
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「ロックバンドがオーケストラを迎えて制作したアルバム」と聞くと、いかにもキャリアを積んだベテランバンドが作りそうなアルバムに思えますが、本作に関しては、そういったアルバムにありがちな、バンドとオーケストラが一斉に音を鳴らしゴージャスにアルバムの世界観を演出する、みたいな瞬間があまり無い(というかあえてそういった瞬間を作らないように努めている?)ところがユニークで面白いと感じます。
バンドとオーケストラが入れ代わり立ち代わり、恭しく登場しては必要最小限の音を鳴らしてスッと引っ込んでいく様は、小難しいお芝居や映画を観ているかのようでもどかしくもありますが、選び抜かれた音と残された余白、そしてアレックスのペンによるユニークな歌詞(「髭を剃って少し眠りさえすれば、僕は17歳で通るのに」が好き)で描き出されるこのアルバムの世界観は、一筋縄ではいかない深みのあるものだと感じます。
アルバムタイトルの"The Car(車)"がライブの会場へ向かうツアーバスなのか地中海の避寒地へ向かう自家用車なのかは分かりかねますが(ちなみにアルバムジャケットの車はTOYOTAのCAMRY IIもしくはCOROLLA VIという説が有力だそう)彼らはアラフォーのオッサンらしい悲哀をところどころに滲ませつつも、行く先で何が起こるのだろう?という期待や不安も込みで、その寄り道続きのロングドライブを楽しんでいるように感じます。
(初期からのファンにとっては、今の彼らは随分と遠い存在になってしまった印象があるかもしれませんが、「Body Paint」のアウトロでようやく果たされるバンドとオーケストラの邂逅と、控えめながらもがっつりと歪んだギターのサウンド、そして何より歌詞中の恋人の浮気への嘆きと見せかけた私たちへのさりげない目配せを鑑みるに、ロックバンドとしての矜持は今も変わらずちゃんと持ち続けているように感じます。)
2023/12/31 かぁるさん
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