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Rock/Pop
CDアルバム
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カルテール~団結の力~

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フォーマット CDアルバム
発売日 2022年10月19日
国内/輸入 輸入盤:国内流通仕様
レーベルDISK UNION
構成数 1
パッケージ仕様 -
規格品番 DA41
SKU 4988044854918

構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:52:58
帯・ライナー付

  1. 1.[CDアルバム]
    1. 1.
      神々を呼び覚まし
      00:07:12

      録音:Studio

      その他: Magma

    2. 2.
      夢の影響
      00:04:38

      録音:Studio

      その他: Magma

    3. 3.
      イレーナのバラッド
      00:05:13

      録音:Studio

      その他: Magma

    4. 4.
      宇宙…何故?
      00:07:37

      録音:Studio

      その他: Magma

    5. 5.
      他方
      00:08:56

      録音:Studio

      その他: Magma

    6. 6.
      祈り
      00:06:55

      録音:Studio

      その他: Magma

    7. 7.
      神々を呼び覚まし (1978年デモ) (BONUS TRACKS)
      00:06:04

      録音:Studio

      その他: Magma

    8. 8.
      祈り (1978年デモ) (BONUS TRACKS)
      00:06:18

      録音:Studio

      その他: Magma

作品の情報

メイン
アーティスト: Magma

商品の紹介

言わずと知れた仏の大御所プログレッシヴ・ロックバンド:マグマ、各メンバーが作曲の面でも大きく貢献した、現編成による初のスタジオ・アルバム! (C)RS
JMD(2022/08/25)

言わずと知れた仏の大御所プログレッシヴ・ロックバンド:マグマ。
各メンバーが作曲の面でも大きく貢献した、現編成による初のスタジオ・アルバム!

『ゼス』発表後の'19年末にマグマは大型改編を行ない、新たにジミー・トップ(ベース)、シモン・グベール(キーボード)、ティエリー・エリエス(キーボード)と女性コーラス陣シルヴィ・フィジケラ、サンドリーヌ・デステファニス、ローラ・グアッラートが加入、LES VOIX DE MAGMAやクリスチャン・ヴァンデのソロを拡張した様な"声"を重視した編成に変更されました。

既に現体制によるライブ盤が'21年AKTレーベルより"ESKAHL 2020"としてオフィシャル・リリース済ですが(正確には'21年にサンドリーヌ・デステファニスがキャロリーヌ・インジェインへと交代済)、コロナウイルスによるライブ休止期間を経て本作の制作が開始され、本作収録曲のうち「神々を呼び覚まし」「イレーナのバラッド」「宇宙... 何故?」が'21年秋のフランス国内ツアーから既に演奏されるなど順調に制作は進行され、遂に待望のスタジオ作が完成しました。

タイトルの"KARTEHL"とは英語でいうところの"cartel"="企業連合" のコバイア表記と推測され、その名が示唆する通りマグマ名義のスタジオアルバムとしては実に『メルシー』以来およそ38年振りにクリスチャン以外の人間のペンによる楽曲が収録される(シングルではフィリップ・ブソネによる'Floe Essi'の実績が有り)など、各メンバーが団結してプレイのみならず作曲/アレンジの面でも多大な貢献を果たした作品となりました。(1/2)
発売・販売元 提供資料(2022/08/17)

その作曲者内訳を見ていくと、「夢の影響」はエルベ・アクノン作、「宇宙... 何故?」はティエリー作、「他方」はシモン作、残りの3曲はクリスチャン作となっております。「夢の影響」はエルベがリーダー/作曲を務めたアカペラグループ:エイラル・ノミの延長線上にある作風と云え、5拍子系リズムの上で主旋律のボーカルとコーラスが複雑に絡み合いながらあくまで自然体な流れの上で調を柔軟に変化させてゆく、Zeuhlサウンドに近代和声/スピリチュアル・ジャズを溶け込ませた傑作。「宇宙... 何故?」は「コンタルコス」を思わせる3拍子系統のリズムを軸に怪しげなコーラス隊が躍動する、マグマのパブリックイメージをそのまま表現したと言ってもいいダークでミスティックな一曲。どちらかというと本家そのものというよりマグマのフォロワー勢に近い作風ながら、自由自在に強拍と弱拍を変化させるクリスチャンのドラミングを筆頭にやはりマグマ以外には成し得ない演奏&アレンジの妙が効いています。「他方」はブルース/ハード・ロックな味付けから始まり意表を突かされますが、クリスチャンの歌も交え徐々に高みに昇る様なゴスペル・ソングへと変貌してゆく意欲的な一作。

一方でクリスチャンのペンによる3つの新曲ですが、実際にはいずれの楽曲も本作の為の完全な書き下ろしではなく、70年代に作曲されていながらも長年の間放置されていた楽曲を再び取り上げて現編成用にリアレンジしたものとなります。今回それを証明するかの様にマグマのスタジオ作としては珍しくボーナス・トラックとして、長年の間精神的な面でバンドを支え続けるも'15年に逝去したルネ・ガルベ、そしてクリスチャンの2名によって'78年に録音された「神々を呼び覚まし」「祈り」2曲のデモバージョンを収録。3曲いずれも今回が公式初登場となりますが、1977年初頭に数回だけライブにて披露された「イレーナのバラッド」、ルネ・ガルベの幻のアルバム『HEART MUSIC』にも曲の一節が採用されたという「祈り」についてはマニアの方々なら聞き覚えがあるかもしれません。前記したデモ音源からも聞ける通り3曲いずれも『アターク』『ボビノ1981』『メルシー』収録曲などと同じく70年代後半には既に形が出来ていた楽曲となり、作風としてもファンク/ソウル/モータウン・サウンドの要素が加味された前記をアルバム群を想起させるものとなっています。特に「神々を呼び覚まし」に関しては、そのアッパーでありながらもどこかしら哀感/郷愁を感じさせる曲調がオファリング移行直前である'82~'83年のマグマを強く思わせ、'96年の復活以降のスタジオ作/ライブではまず聞かれなかったタイプの楽曲という事もあり非常に新鮮な響きを持っている一曲です。

暗く悲観的な未来を暗示したというマグマの一連の作品の中でも非常に重たい曲背景を持った『ゼス』から一転して、非常に楽観的な視点を持った作品が集まったという本作。前記した通り"声"を重視した編成という事でボーカル/コーラスについつい耳が行きがちですが、空間的な幅を持たせつつ沈み込むベースや鋭いプレイで効果的なフレーズを挿入するギターなど器楽面でも充実した内容。従来でも一番フレキシブルな編成によってバンドの可能性を更に広げた傑作です!!(2/2)
発売・販売元 提供資料(2022/08/17)

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