愛のきらめき南風 悲しみは捨てたまえ
ああ 青春に希望あり
舟木・松原黄金コンビの青春大作!

名曲「青春の鐘」に乗せて、舟木一夫の映画蔵決算となる、日活映画最終作品!
脚本は倉本聰。共演は松原智恵子・山本陽子。
HDリマスター版DVDリリース!

昭和を代表する大スター歌手の舟木一夫は、映画俳優としても興行の年間ランキングを牽引する人気を集めて多くの名作を残している。
本作は日活での最終出演作となる記念碑的作品。日活映画俳優としての総決算となる脚本を手掛けたのは倉本聰。上流家庭のエリート一家に家庭教師としてやってきた大学生の舟木が、スポーツマンの心意気で受験生に人間の本当に大切なものを教え勇気づけていく。令嬢の松原と美しいロマンスを展開する。日活映画ならではの明朗な娯楽作として見事な一作となっている。映画の主題歌となっているのは名曲「青春の鐘」。舟木が演じる主人公の故郷、新潟県長岡市の悠久山公園に郷土の発展を祈念する希望のシンボルとして建設するモニュメントとしてこの「青春の鐘」が物語の鍵となる、流石は後に『北の国から』等で日本の地方都市と日本人を描き国民作家となる倉本聰ならではの脚本と言えるだろう。「夕笛」「残雪」と続いた舟木一夫・松原智恵子の名コンビだが、最後の共演となる松原の美しさは格別。出演は他に、小高雄二・山本陽子・和田浩治・藤竜也。監督は鍛冶昇。
日活110周年を記念して、オリジナルネガフィルムからのテレシネ、オーサリングによるHDリマスター版DVDリリース。

〇日本で最も長い歴史を誇る映画会社日活。創立110周年を記念して送る、「日活110周年記念 ブルーレイ&DVDシリーズ20」。