New York Times、Los Angeles Times、Bandcamp、NPR、Observer、Aquarium Drunkard等にて、2016年の年間ベストに選出された名盤が再び!!
ジェフ・パーカーは、ある時DJをしていて、ジョン・コルトレーンと竹村延和のレコードを10分間ほど完璧に同期させることができた。ジャズとシーケンスのビートとの美しい偶然の一致を発見した。そして、自分でトラックを作り、ギターを弾いてみた。そんな無謀で素敵な行いを実践できるのは、ジェフ・パーカーを措いて他にいない。『The New Breed』はジャズ・ギタリストとトラックメイカーの身体感覚レベルのインスピレーションに基づき、心惹かれる音楽として提示したマスターピースだ。(原 雅明)
発売・販売元 提供資料(2022/08/25)
トータスのギタリストであるジェフ・パーカーが2016年に生み出した名盤『The New Breed』再発!!即興音楽とヒップホップ、ジャズを探求したサウンドは、J・ディラにも通じるスモーキーなビートとメロウなギターが絡む、彼だからこそ創り上げられたジェフ・パーカーを語る上で外す事ができない一枚。 (C)RS
JMD(2022/08/20)
ポストロックの代名詞トータスのギタリスト、ソロ作。様々なジャンルの周縁を往来するポストロックという現象において最も「ジャズ」を体現していた彼の新作で耳を惹く、引きずる、あるいはつんのめるドラムループ、Jディラだ、そう感じる。そして打ち込みやサンプリングではないドラムに起用されたのがERIMAJやグラスパーのトリオでも活躍するジャマイア・ウィリアムス。ジャマイアの関連作に感じるポストロックタッチ、そしてグラスパー以降鳴らされるディラマナー。新世代ジャズを聴くにつけ探していたそれらのミッシングリンクが突如オリジネイターから差し出されるとは! 超重要作です。
intoxicate (C)片切真吾
タワーレコード(vol.127(2017年4月10日発行号)掲載)