キャリア初の日本語詞にも挑戦 - COUNTRY YARD約2年半振り5thフルアルバム!彼らは前作『The Roots Evolved』をリリースして早々に日本中にパンデミックが襲いかかった。ツアーに出るタイミングもいわゆる第2波によりライブは軒並み中止や延期と、全くと言っていいほど満足行く活動が出来ずにいた。今作にはそんな彼らがこの2年間で見てきたもの、経験してきたものが詰まっており、アルバムタイトルにもそれを今「ここからそこ(リスナー)へ届ける」というメッセージが込められている。 (C)RS
JMD(2022/08/13)
キャリア初の日本語詞にも挑戦 - COUNTRY YARD約2年半振り5thフルアルバム"Anywhere,Everywhere"発売!!
COUNTRY YARDの約2年半振りのフルアルバム"Anywhere,Eveywhere"が完成した。彼らは前作"The Roots Evolved"をリリースして早々に日本中にパンデミックが襲いかかった。ツアーに出るタイミングもいわゆる第2波によりライブは軒並み中止や延期と、全くと言っていいほど満足行く活動が出来ずにいた。今作にはそんな彼らがこの2年間で見てきたもの、経験してきたものが詰まっており、アルバムタイトルにもそれを今「ここからそこ(リスナー)へ届ける」というメッセージが込められている。そして、M3 UmiやM11 Dokokaのようなキャリア初の日本語詞があることに驚きを隠せないリスナーも多いだろう。言うまでもないが、これは決してセルアウトではなく、挑戦である。Vo シットが伝えるため、届けるために選んだ1つの手段に過ぎないが、新たな魅力としてバンドをネクストレベルに引っ張り上げている。ここまでキャリアを重ねても進化をやめない彼らの最新作。是非とも実際に手に取って確かめて欲しい。
発売・販売元 提供資料(2022/08/10)
いい意味でメロディック・パンクの枠内から飛び出した豊潤な5作目。アコギを効果的に使った成熟したアレンジが、バンドの成長を物語っているようだ。どの曲も良質なメロディーが顔を出し、聴き手の心を明るく照らし付ける。日本語詞を違和感なく取り入れた"Umi"や"Dokoka"の新たなアプローチもいいし、カントリー調のリズムを刻んだ"Life"も大きな聴きどころ。地に足をつけた貫禄が漲っている。
bounce (C)荒金良介
タワーレコード(vol.467(2022年10月25日発行号)掲載)