法螺貝を吹くことでも有名で、アート・ブレーキー、ローランド・カーク、ウディ・ショウなどとも共演したベテラン・トロンボーン奏者、スティーブ・トゥーレSmokeSessionsから4作目となるリーダー作
バスター・ウィリアムス、レニー・ホワイト、エド・チェリーらベテランにウォレス・ルーニーJr、自身の息子ら若手世代を繋ぎあわせ、ジャズ・グレート達に捧げた1枚
「ホラ貝」を吹くことで有名な1949年生まれのベテラン・トロンボーン奏者スティーブ・トゥーレ、SmokeSessionsから4作目となるリーダー作が登場!
スティーブ・トゥーレは、80年代後半からレコーディング・アーティストとして約20枚のアルバムを発表しており、現代ジャズ界で最も尊敬されるトロンボーン奏者の一人。共演したアート・ブレーキー、ローランド・カーク、ウディ・ショウ、レイ・チャールズなど、ジャズ界の巨匠たちから受け継いだ伝統の火を、若手の新星たちにも引き継がせんと活動を続けている。本作では、新進気鋭の才能豊かなバンドに、今もなお現役のレジェンドを招き、両者を繋ぎ合わせることでシナジー効果を生み出した。
メンバーは3世代に分けられる。ベーシストのバスター・ウィリアムス、『ビッチェズ・ブリュー』に19歳で参加したドラマーのレニー・ホワイト、ガレスピーを支えた名ギタリストのエド・チェリー、そしてスティーブ・トゥーレ自身からなる「ベテラン」。ベーシストのコーコラン・ホルトと、何度も来日するなど本邦でも人気のサックス奏者ジェームス・カーターからなる「中堅」。
トランペッターのウォレス・ルーニーJr.(亡くなった父親がトゥーレの親友)、ドラマーのオリオン・トゥーレ(トゥーレの息子)、キューバ人パーカッショニストのペドリート・マルティネス、レゲエ・ジャズのエキスパート、トレヴァー・ワッキス(エレクトリックピアノ)、2018年リンカーン・センター新進アーティスト賞や2018年セロニアス・モンク・ピアノ・コンペティションで2位を獲得した注目のピアニスト、アイゼイア・J・トンプソンを始めとする残りの「新星」。
本作はトゥーレ自身による9曲のオリジナルと1曲のスタンダードからなる。デューク・エリントンに捧げたM-2、ジャマイカの伝説的グループ、スカタライツのリーダー、ドン・ドラモンドに捧げるレゲエ・グルーヴのM-5、ファラオ・サンダースとマッコイ・タイナーに捧げたM-6など、自身のキャリアやジャズの歴史に偉大な足跡を残した先達たちへの愛と敬意に満ちた1枚。
発売・販売元 提供資料(2023/08/29)