出たー!!アフロ・コロンビア音楽を語るうえで欠かせない名バンド=ウガンダ・ケニアが1975年に残したウルトラ・レアなアフロ・ラテンファンクの名盤『Africa 5.000』が、歓喜の世界初リイシュー!!!
現代のアフロ・ファンクのトレンドを1970年代に予見していたともいえる、フリオ・エルネスト・エストラダとフルーコが率いた汎アフリカンなコロンビアのバンド、ウガンダ・ケニア。彼らが残した名盤のなかでも世界中の多くの音楽ファンにインスピレーションを与えてきた作品が、この『Africa 5.000』('75)なのです...!!冒頭を飾る「La torta」はハイチのコンパからの影響をコロンビア風に解釈した楽曲で、コロンビアの野外サウンドシステム=ピコで大ヒットした楽曲。続く「Fiebre de lepra」も、彼らが残した最もワイルドな楽曲。ファンキーなワウギター、マコッサ・スタイルのベースライン、躁状態のオルガンにシャウトが絡むキラーチューン!
そしてSOUNDWAYの名コンピ『COLOMBIA!』にも収録された、次の「Tifit hayed」こそが本作屈指の一曲と言えるでしょう。甲高いカウベルとブレイク、重厚なベースラインと自由なファルフィッサ・オルガン、動物の鳴き声なども含むユーモラスなエフェクトが絡んで...、すごい、すごすぎる!ワイルドでありながら現在のテクノなどにも通じるダンスミュージックとしての洗練までも備えた先鋭性がありつつ、理屈抜きにかっこいい! 抗うことは不可能な最強ダンスチューンと言えるでしょう!
B面に収録されたブラジルのアフロ系SSWマルク・ヒバスにインスパイアされたというファンク・チューン「El caterete」も強烈。アフロ系コロンビア音楽への注目度が高まるにつて、同じFUENTES で活躍したスタジオバンドのアフロサウンドと並び、再評価されつつあるウガンダ・ケニアの最高傑作。人類の遺産級リイシューになりそうです!
発売・販売元 提供資料(2022/08/22)