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クラシック
CDアルバム

ショスタコーヴィチ: 交響曲第4番、第11番

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フォーマット CDアルバム
発売日 2022年09月22日
国内/輸入 輸入
レーベルICA Classics
構成数 2
パッケージ仕様 -
規格品番 ICAC5169
SKU 4589538783136

構成数 : 2枚
合計収録時間 : 02:05:45

【曲目】
ドミートリー・ショスタコーヴィチ(1906-1975):
[DISC 1]
1-3. 交響曲第4番 ハ短調 Op. 43
1. I. Allegretto poco moderato - Presto
2. II. Moderato con moto
3. III. Largo - Allegro

[DISC 2]
1-4. 交響曲第11番 ト短調 Op. 103 「1905年」
1. I. The Palace Square: Adagio
2. II. The 9th of January: Allegro
3. III. Memory Eternal: Adagio
4. IV. The Tocsin: Allegro non troppo


【演奏】
BBC交響楽団…DISC 1
BBCフィルハーモニック…DISC 2
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)

【録音】
1978年9月9日 ロイヤル・アルバート・ホール、ロンドン…DISC 1(ステレオ/アナログ録音)
1997年10月4日 ブリッジウォーター・ホール、マンチェスター…DISC 2(ステレオ/デジタル録音)
ライヴ録音 拍手入り

初CD化

  1. 1.[CDアルバム]
    1. 1.
      Symphony No. 4 in C minor Op. 43~Allegretto poco moderato - Presto
    2. 2.
      Symphony No. 4 in C minor Op. 43~Moderato con moto
    3. 3.
      Symphony No. 4 in C minor Op. 43~Largo - Allegro
  2. 2.[CDアルバム]
    1. 1.
      Symphony No. 11 in G minor Op. 103 'The Year 1905'~The Palace Square: Adagio
    2. 2.
      Symphony No. 11 in G minor Op. 103 'The Year 1905'~The 9th of January: Allegro
    3. 3.
      Symphony No. 11 in G minor Op. 103 'The Year 1905'~Memory Eternal: Adagio
    4. 4.
      Symphony No. 11 in G minor Op. 103 'The Year 1905'~The Tocsin: Allegro non troppo

作品の情報

商品の紹介

【BBCのアーカイヴより、ロジェストヴェンスキーのショスタコーヴィチ壮絶ライヴが登場!】
ショスタコーヴィチ本人とも親交の深かったゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(1931-2018)によるライヴがBBCのアーカイヴから発掘されました。交響曲第4番は、1962年にエディンバラでロジェストヴェンスキーとフィルハーモニア管弦楽団によって西側初演が行われた因縁の作品。今回発売の1978年に行われたBBC交響楽団とのライヴは、力づくといった印象はないながらも、要所要所での巻き上げは非常に効果的で凄まじいもの。
第1楽章後半の難所での堰を切ったような煽りなども聴きどころで、一糸乱れぬオーケストラの巧さもさることながら、ロジェストヴェンスキーの統率力の妙も味わうことが出来ます。クリアなステレオ録音。
1905年にサンクトペテルブルクで起こった、労働者のデモ隊に軍隊が発砲した「血の日曜日事件」を題材にしたと言われる交響曲第11番は、1997年BBCフィルとの共演を収録。冒頭からライヴならではの緊張感とその高まりがひしひしと伝わり、途中大きな山をいくつも築きながら到達する惨事の描写の荒々しさ、悲痛さの中にも揺るがぬ強い意志を感じさせる追悼の音楽、圧倒的な力強さのフィナーレ、鐘の音も絶妙なバランスで鳴るなど、作品の物語性や意図を十二分に伝えながらも、スコアがしっかり読み取れるような明確さも併せ持つ手腕はさすが。最後の音が鳴り止まないうちに嵐のような拍手が巻き起こります。見透し良く分離も十分なデジタル録音。
いずれもレーベルのデータでは「初CD化」となっており、第4番に関しては以前DVD(音声はモノラル)が発売されておりましたが、第11番についてはパッケージとして発売されるのは初めてとみられ、世界中のショスタコーヴィチ・ファンにとって大きなプレゼントとなる一枚と言えるでしょう。
ナクソス・ジャパン
発売・販売元 提供資料(2022/08/12)

これまでも貴重なライヴを数多くリリースしてきたICA Classicsレーベルから、BBC音源の興味深い演奏が登場。ロジェストヴェンスキーが海外へ客演した際の演奏には啓示的なものもあり、どれも聴き逃せない。今回のライヴも1978年の第4番はこの時期各所で演奏していた曲目ということもあり、かなり練られている。巨大編成をものともしない統率力により突き進んでいく様は圧巻。録音も良く、演奏頻度がそう高くない難易度の高い曲ではあるが満足度が高い。1997年の第11番も演奏時の雰囲気が良く伝わってくる録音だ。凝縮度が高く、こちらも壮絶な演奏となっている点でも重要なショスタコーヴィチ演奏と言えるだろう。
intoxicate (C)北村晋
タワーレコード(vol.160(2022年10月10日発行号)掲載)

メンバーズレビュー

2件のレビューがあります
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いやー、すばらしい。解釈は全集とほぼ同じなんだけど、すばらしいのは録音!! 全集の特徴的な音質にくらべコンサートホールの最良席で聴いているよう。全般に低音に芯があり、コントラバス、大太鼓が効果的に響きます。全体の迫力も申し分ない。4番、11番ともに聴きごたえ十分。ただ惜しいのは11番の終結部でのスネアが小さいことと、大盛り上がりの聴衆の反応が速いこと。
2025/05/16 JFC会長さん
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驚きの発掘。いずれもロジェストヴェンスキーに期待する凄まじい演奏。音質もよい。オケが所々非力なのが残念だが、通して聴くとどうでもよくなる。
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