ロンドンの英国王立音楽院と同大学院で学び、すでに数々の協奏曲やリサイタルで客席を魅了してきた柳田茄那子が、ピアニスト・居福健太郎とともに、さらなる高みに羽ばたく。 (C)RS
JMD(2022/08/11)
ロンドンの英国王立音楽院と同大学院で学び、すでに数々の協奏曲やリサイタルで客席を魅了してきた柳田茄那子さんが、名ピアニスト居福健太郎さんとともに、さらなる高みに羽ばたく。20世紀を代表するヴァイオリニスト、ハンガリー出身のジョルジュ・パウクのもとで磨きをかけた基礎的なメカニック、音楽的なテクニックが花開いたと評すべきか。日本音楽財団貸与の銘器ストラディヴァリウス Samazeuilh サマズィユの音色も、シューベルトと時空を超えた小品を組み合わせた選曲も素敵だ。曲の様式美を嫌味なく、無理なく紡ぐヴァイオリンで、音楽の句読点に意を払ったフレージングが心地よい。古典組曲の構成に想いを寄せた鮮やかなイザイ、ドビュッシーの世界とも相愛の若き日の武満徹。いずれも聴かせる。彼女は、私が私がと主情を強く掲げた恣意(しい)的なヴァイオリンを弾かない。曲の表面をなぞることでよしとしない。(奥田佳道)
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ナクソス・ジャパン
発売・販売元 提供資料(2022/08/10)
【柳田茄那子 ヴァイオリン】
2歳2ヶ月より才能教育スズキ・メソードにてヴァイオリンを始める。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、2009年に東京藝術大学音楽学部に入学。2010年に渡英し、2014年英国王立音楽院音楽学部を1st Classで卒業。その後同大学院に進学し、2016年マスターを最優秀で卒業、RAM Diplomaを授与される。過去、11歳で第55回全日本学生音楽コンクール小学生の部東京大会第1位。2004年第58回全日本学生音楽コンクール東京大会中学生の部第2位。NAGANO 国際音楽祭、英国湖水地方音楽祭、ロンドンマスタークラス等に参加。ポーランドにてコンスタンティ・クルカにプライベートレッスン受講。2008年東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校の代表に選出、第4回国立音楽大学附属音楽高等学校による招待演奏会にて演奏。2009年第78回日本音楽コンクールヴァイオリン部門入選。東京藝術大学1年在学中に福島育英会より2010年度『福島賞』を受賞。2010年9月英国王立音楽院音楽学部に留学。在籍中にJ.Water House Award、DM Lloyd Awardなど多数受賞。室内楽ではEagle Trioのメンバーとして活動。在英中、セナートハウス、ケンブリッシ・マスターズロッジ等、英国内でコンサート活動を行う。学内では、マキシム・ヴェンゲーロフを始め、ニン・フェン、Owen Trio他の公開マスタークラスを受講。2015年ケンブリッジインターナショナルストリングアカデミーに参加しロドニー・フレンド、堀米ゆず子他に指導を受ける。2016年に本帰国。2017年4月に銀座王子ホールにて帰国記念リサイタルを開催し好評を得る。
2018年-2019年に渡る第5期サントリー室内楽アカデミーフェローに選出される。2021年7月に『東銀座バイオリンスクール』をオープンし代表となり、同年9月には、日本音楽財団よりストラディバリウス『サマズィユ』の短期貸与を受け、レコーディング。OMFよりデビューアルバム「スオノ・エテルノ」をリリース。過去、サントリーホール、東京芸術劇場、東京オペラシティ大ホール、Dukes Hall(英国)他にて、東京ニューシティ管弦楽団、東京交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、東京ニューシティ管弦楽団他とソリスト共演。公益社団法人日本演奏連盟会員。これまでに、金鋪真由美、小川有紀子、山崎貴子、ジェラール・プーレ、オレグ・クリサ、澤和樹、ジョルジュ・パウク各氏に師事、室内楽をジョー・コール、マイケル・デュセク他に師事。
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ナクソス・ジャパン
発売・販売元 提供資料(2022/08/10)