イタリアを代表するプログレッシヴ・ロック・バンド=バンコ(バンコ・デル・ムトゥオ・ソッコルソ)
デビュー50周年を記念した3年ぶり15作目の新作『Orlando: Le Forme dell'Amore』
イタリアを代表するプログレッシヴ・ロック・バンド、バンコ(バンコ・デル・ムトゥオ・ソッコルソ)の新作『Orlando: Le Forme dell'Amore』(邦題:オルランド~愛のかたち)。本作は、バンコの3年ぶり15作目のオリジナル・アルバムとなり、1972年に『ファースト(Banco Del Mutuo Soccorso)』でメジャー・デビューしてから50周年の記念盤という位置づけにもなっている。イタリア人なら誰もが一度は熱中したという古典叙事詩『狂えるオルランド(Orlando Furioso)』をモチーフにしながら、人間に不可欠なさまざまな「愛のかたち」を表現した壮大なコンセプト作品。
バンコ(バンコ・デル・ムトゥオ・ソッコルソ)にとって、50周年を祝うと同時に1972年のデビュー作『ファースト』以来、おそらく最も野心的なコンセプト・アルバムをリリースするのに絶好の機会がやってきた。ヴィットリオ・ノチェンツィは息子ミケランジェロと作詞家のパオロ・ローリ(Paolo Logli)と共に、この新作の音楽的コンセプトに何年も前から取り組んできた。実在する16世紀の一大叙事詩『狂えるオルランド(Orlando Furioso)』を様々な曲を通して語り、事実や理想も描写するというのは至難の業だった。スタジオでの膨大な作業の結果はこの壮大なアルバムに完全な形で現れており、本作はプログレッシヴ・ロック・ファンに新たな指針を与えることだろう。本作は伝統的なプログ・ロックが、サウンドとスピリットの現代的な融合へと進化することがいかに可能であるかを決定的に実証している。
新作のジャケットには、バンコのユニークなロゴ兼ブランドとなったアイコン「貯金箱」が使われている。
発売・販売元 提供資料(2022/08/10)