コルトレーン、アイラー、ロリンズ、オーネット・コールマンをこよなく愛し、ひたすら独自の世界を貫く硬派テナー奏者、JDアレン、アメリカン・ルーツを題材にした会心の一作!
ひたすら我が道をゆく硬派テナー奏者、JDアレンの新作が登場。活動の中心はピアノレスのトリオ編成であるが、本作はチャーリー・ハンター(g)が参加した4人編成でのレコーディング。SAVANTレーベルから発表した『Americana: Musings on Jazz and Blues』に続き、ジャズのルーツに焦点をあてた注目作!
15年間活動を共にしているグレッグ・オーガスト(b)とルディ・ロイストン(ds)、友人でもあるギタリストのチャーリー・ハンターの3人はレコーディングの数日前、クイーンズのアストリアにあるサムライホテル・スタジオに入り、収録されるオリジナル楽曲のイマジネーション、瞑想、編曲についてをアレンから伝えられた。本番の録音では、アレンは各楽曲に描かれているアメリカのヒーロー、伝説的人物の伝統を念頭に置きサックスを演奏、その結果、アメリカの伝統音楽の精神が、バンドのメンバー、コントロールルームに集まった友人達やエンジニアにまで広がりました。したがって、これらの音楽の精神はアルバムを聴くリスナーにまで拡張されることになります。
アレンの最新アルバムのパフォーマンスは、彼が現在テナーサックスの優れたコミュニケーターの1人であることを証明しています。
「私たちメンバー4人はアメリカのさまざまな地域で育ったことがわかりましたが、たまたま私たちの音楽経験は非常に似ています。それがアメリカーナです。私はこの録音でそれを望んでいました。」、「私はジャズの歴史においてブルースが果たしてきた役割、ブルースがどのようにしてジャズの進化に影響を与えてきたかを研究してきました。今後ジャズがどのように進化し影響を与え続けているかにも注目です。」、「グレッグとルディと私は何年も一緒にプレイをして、たくさんの会話や経験をしました。私たちの類似点と相違点を通して、私たちは良い友達であり続けることができました。」とアレンは語ります。
2022年1月ニューヨーク録音。
発売・販売元 提供資料(2023/08/29)