文句無しの最高傑作。現代No1のドラマー&クリエイターのマーク・ジュリアナが5年ぶりとなる自身のジャズ・カルテット作をUKの<Editions>レーベルからリリース。これまでエレクトリック・ミュージックのBEAT MUSIC、ジャズ・サイドでの本カルテットと2つのプロジェクトを軸に、革新的なドラム・スタイルを表現。その過程で年々コンポジションに重点が置かれ、このアルバムではそのエレクトロニクス&アコースティックの作曲の全領域が、初めて統合され細密な小品のようにまとめられた作品。このプロジェクトは基本アコースティック演奏だが、随所にエレクトロニクスの手法が使われている。 (C)RS
JMD(2022/07/20)
文句無しの最高傑作。現代No1のドラマー&クリエイターのマーク・ジュリアナが5年ぶりとなる自身のジャズ・カルテット作をUKのEditionsレーベルからリリース。
「Family First」(2015)、「Jersey」(2017)に続き5年ぶりとなるマーク・ジュリアナのジャズ・カルテット・アルバム3作目。これまでエレクトリック・ミュージックのBEAT MUSIC、ジャズ・サイドでの本カルテットと2つのプロジェクトを軸に、革新的なドラム・スタイルを表現。その過程で年々コンポジションに重点が置かれ、このアルバムではそのエレクトロニクス&アコースティックの作曲の全領域が、初めて統合され細密な小品のようにまとめられた作品。このプロジェクトは基本アコースティック演奏だが、随所にエレクトロニクスの手法が使われている。
従来の乾いた質感は維持しつつも、妻であるグレッチェ・パーラトと同様にマインドフルネスの影響を受けた作風も多く、まるでシンガー・ソングライターのインスト盤アルバムのようなテイストもある。「The sound of listening」のタイトルとアイデアは、ベトナムの禅僧・詩人ティク・ナット・ハンの著書『Silence』から引用したもので「世界を真剣に観察するために必要なインナー・サイレンス」とマーク自身は語っている。
マーク・ジュリアナはドラムスの他にシンセ、ドラム・プログラミングを担当。メンバーはお馴染みのクリス・モリッシー(b)、ジェイソン・リグビー(ts, b-cl, fl)、そしてピアノは前作のファビアン・アルマザンから再びシャイ・マエストロが参加、今回はピアノの他にメロトロンやローズも弾いている。デジタル・アルバムはワールドワイドで10/7発売。日本盤CDのみボーナス・トラック収録。
発売・販売元 提供資料(2022/07/19)