エレクトロニック界を代表するトップ・プロデューサー、マーク・ブルームとジェイムズ・ラスキンのコラボレーション・プロジェクト、ザ・フィアー・レイシオの新作がドイツの名門テクノ・レーベル「Tresor」から登場。エクスペリメンタルなエッジの鋭さはSkamからの前作にまったく引けを取らぬどころかさらにパワーアップ、ドープでありながらも美しくアーティスティックなサウンドスケープに圧倒されます。
共に90年代からUKエレクトロニックの最前線で活躍してきたマーク・ブルームとジェイムズ・ラスキンというトップ・プロデューサーふたりによる夢のコラボ・プロジェクト、ザ・フィアー・レイシオ。Skamからの『Refuge Of A Twisted Soul』と『They Can't Be Saved』に続くその待望の新作が、昨年30周年を迎えたベルリンの名門Tresorから登場。マーク・ブルームのTresorからのリリースは何気に2002年のエディ・フォークスのリミックス以来のこと。2曲でラッパーのKing Kashmereをフィーチャーし新たな展開もみせつつ、これまで同様、IDM、ダブステップやテクノなどを軽やかに横断、実験的でありながらも美しくアーティスティックな、圧倒的な存在感を放つ唯一無二の音世界を構築。オウテカやエイフェックスの初期の衝撃がよみがえるかのようなエクスペリメンタルなサウンドを満載した快心作。
発売・販売元 提供資料(2022/07/14)
マーク・ブルームとジェイムズ・ラスキンというUKテクノの大御所2名によるコラボ・プロジェクトがドイツの名門トレゾアからアルバムを放った。2曲でキング・カシミアのラップをフィーチャーした新たな試みを見せてはいるが、やはり全編において際立っているのは彼らの長いキャリアで培われたエクスペリメンタルなIDM~ブレイクビーツだ。剥き出しの初期衝動すら感じられるサウンドが新鮮に響き渡る。
bounce (C)野村有正
タワーレコード(vol.467(2022年10月25日発行号)掲載)