Chaos In Bloom

『アメリカン・ロックの良心』ことグー・グー・ドールズが帰ってきた!
パンデミックの最中制作された、日々の生活と現代世界に対する彼らの眼差しが感じされる通算13作目のスタジオ・アルバム『CHAOS IN BLOOM』完成!胸を打つメロディ・ラインとモダンなロック・サウンドと哀愁を帯びたバラード・サウンドで描かれた"アメリカで最も有名な無名バンド"から"ベスト・アメリカン・ロック・バンド"へと成長し続けてきた"今の彼らの想い"がここにある。

30年以上もバンドとして活動を続け、ホット・アダルト・コンテンポラリー・チャートにおいて実に14曲ものNo. 1楽曲やTop 10楽曲を生み出し、アルバム累計セールスは1,200万枚を超え、4度のグラミー賞ノミネートを記録する、"アメリカン・ロックの良心"ことグー・グー・ドールズ。1986年のデビュー以来、苦節10年の下積みを経て、90年代中盤から数々のメガ・ヒット・シングルを発表、"アメリカで最も有名な無名バンド"から"ベスト・アメリカン・ロック・バンド"へと成長し続けてきた彼らは、胸を打つメロディ・ラインとモダンなロック・サウンドと哀愁を帯びたバラード・サウンドで、現在も精力的に活動を続ける、まさにアメリカン・ロック・ドリームを体現するバンドだ。

キャリア30年以上のベテランとなった今もコンスタントに作品を発表している彼ら。2019年の『MIRACLE PILL』以来となる通算13作目となるオリジナル・スタジオ・アルバムを完成させた。フロントマンのジョン・レズニックがプロデュースを手掛けた本作では、デビューから変わらず、良質のロック・サウンドを作り出しながら、常に進化し続けようとする彼らの姿を見ることが出来る。『CHAOS IN BLOOM』と名付けられた本作には、"ベスト・アメリカン・ロック・バンド"として安定の人気を誇り、シーンに影響を与えてきた彼らならではの所々に皮肉が仕込まれた鋭い視点からのソングライティングと大観衆のコーラスが聴こえてきそうなサウンドが余すところなく詰め込まれている。(1/2)

アルバムに収録されている10曲は、必ずしもパンデミックの影響によって生み出されたものではなかったが、曲の多くはロックダウンにより人と隔離され家に閉じこもざるを得なかった中でクローズアップされることとなった、日常の生活が反映されているという。
「『CHAOS IN BLOOM』は、この日常がどれほど特別なものか、そして自分たちを取り囲む人間関係を慈しむべきかを改めて気づかせてくれた」アルバムについてそう語るのはジョン・レズニックだ。「俺たちがこれまでやってきたこと、これから俺たちがどこに行くのかをね」
さらにベーシストでソングライティングも手掛けるロビーは次のように付け加える。
「全体を見ることに取り組んでいるんだ。あとその視点から見た幸せの意味と、幸福の意味を突き詰めることにね」

パンデミックの最中、豊かなロックの歴史を持つニューヨーク州ウッドストックのドリームランド・スタジオに籠って制作された『CHAOS IN BLOOM』は、ヴィンテージ楽器と新たな時代のレコーディングと技術を駆使しながら、彼ららしいライヴ感を取り入れた作品となった。現代のセレブ・カルチャーや、自信のなさや不安を偽りの自己肯定感で覆い隠そうとしながら、不満を抱いているように見せようと努力している人々を鋭く捉えている、アコースティック・ギター・サウンドがじわじわと盛り上げる先行シングル「Yeah, I Like You」を聴けば、彼らが本作で描いているサウンドが分かるだろう。胸を打つメロディ・ラインとモダンなロック・サウンドと哀愁を帯びたバラード・サウンドで描く"今の彼らの想い"。それが本作に込められているのだ。(2/2)

Its hard to believe, but Chaos in Bloom is the first Goo Goo Dolls album produced by co-leader Johnny Rzeznik on his own. Throughout their lengthy career, Goo Goo Dolls -- who in 2022 consist of Rzeznik and his longtime partner Robby Takac -- have worked with a number of superstar producers, so its not surprising that the guitarist/vocalist has picked up some tricks, enough to make the album gleam and glisten in a fashion thats quite professional if not quite contemporary in 2022. Then again, the Buffalo alt-rockers never attempt to make any concessions to fashion on Chaos in Bloom, nor do they stray far from their tried-and-true tuneful AAA rock. Over the course of ten tight tracks, the duo punch up not just the guitars and the melodies, they layer on instrumental and vocal harmonies, overdubbing so many backing vocals on "Loving Life" that it conjures memories of prime Def Leppard. Occasionally, the record drifts into reflective territory that betrays its pandemic creation, but where most lockdown albums linger in slow, quiet territory, Goo Goo Dolls ultimately rally with melodic, fist-pumping rock intended to empower as much as entertain. If, apart from the occasional slick synthesized gloss, Chaos in Bloom doesnt sound markedly different than other Goo Goo Dolls albums, give the band -- and especially producer Rzeznik -- credit for this: over 30 years into their career, they know what works for them and what doesnt, so they showcase their attributes to their best effect on this tight, lean record. ~ Stephen Thomas Erlewine