| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2022年07月 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | ゲンロン |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784907188450 |
| ページ数 | 372 |
| 判型 | 四六 |
構成数 : 1枚
はじめに
第1章 大五反田
一 白金の清正公
二 逓信病院と池田山
三 大五反田主義
四 五反田の亡霊
第2章 軍需工場
一 焼けて、野原
二 戻りて、ただちに杭を打て
三 池田家だけが残った
四 軍需工場
五 乳母日傘
六 疎開
第3章 無産者
一 ゆみちゃんとパラシュート
二 党生活者(1)
三 党生活者(2)
四 荏原無産者託児所
五 『乳房』
六 赤い星
第4章 疫病
一 スペイン風邪
二 エッセンシャルワーカー
第5章 満洲
一 武蔵小山の悲哀
二 武蔵小山から満洲へ
三 荏原郷開拓団
四 集団自決
第6章 焼け野原
一 戦争回避
二 地中に埋められた宝
三 空爆される帝都
四 ボルトとナットとワッシャを作る町
五 城南空襲
六 逃げろ!
七 『戦中派不戦日記』
第7章 杭を打て
一 再び、「戻りて、ただちに杭を打て」
二 星野製作所の最期
おわりに
いま広く読んでほしい、東京の片隅から見える等身大の戦争と戦後
いつかここが焼け野原になったら、何が何でも戻ってきて、杭を打とう──30年前に手渡された、祖父が残した手記。
便箋に綴られていたのは、家族の来歴と、地元五反田を襲った「もうひとつの東京大空襲」の記録だった。戦時下を必死で生きた祖父の目を通して、タワーマンションの光景が町工場の記憶と重なり合う。
大宅壮一ノンフィクション賞作家が描いた、東京の片隅から見た等身大の戦争と戦後。

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