結成25周年を迎えた"あらかじめ決められた恋人たちへ"が、15分超の長尺曲2曲を含むフルアルバムをリリース。4部構成の前作『......(リーダ)』(2019)、その後のコロナ禍によるライブ活動の停滞、そしてアフロ(MOROHA)とのコラボ・シングル「日々feat.アフロ」(2021)を経て、インスト・ユニットとしての意義を問い直すところから制作がはじまったという本作。エレクトロやアンビエント、さらにポスト・パンク~ポスト・クラシカルなどの要素を、あら恋ならではのDUB的解釈も交えてひとつにまとめ上げた、レイヤードかつプログレッシブなサウンドとなっている。 (C)RS
JMD(2022/07/08)
東京、青、火花。 ――そして、燃えている。
音楽×映像×小説!25周年を迎えた「あらかじめ決められた恋人たちへ」が、3つの視点から紡ぐトリニティ(=三位一体)・アルバム
結成25周年を迎えた「あらかじめ決められた恋人たちへ」が、15分超の長尺曲2曲を含むフルアルバム『燃えている』をリリースする。4部構成の前作『……(リーダ)』(2019)、その後のコロナ禍によるライブ活動の停滞、そしてアフロ(MOROHA)とのコラボ・シングル「日々feat.アフロ」(2021)を経て、インスト・ユニットとしての意義を問い直すところから制作がはじまったという本作。エレクトロやアンビエント、さらにポスト・パンク~ポスト・クラシカルなどの要素を、あら恋ならではのDUB的解釈も交えてひとつにまとめ上げた、レイヤードかつプログレッシブなサウンドとなっている。
そのサウンドに紐付く形で、映画監督・柴田剛が参加した映像作品が公開されるほか、ブックレットには、作家・森田哲徳による書き下ろしの小説が付属。音楽、映像、小説の3つの視点から物語を多角的に紡いだ三位一体=トリニティをコンセプトとしたアルバムとなった。
発売・販売元 提供資料(2022/07/06)
結成25周年を迎えての新作は、彼らの真骨頂とも言える長尺を中心に全3曲40分の音世界が繰り広げられる。憂いを帯びたピアニカと歪んだテルミンを軸に、ドラムやギターなどの生楽器が疾走していく"東京"、ハーモニカの温かいメロディーがエモーショナルなサウンドと交錯する"火花"など、退廃的な佇まいのなかで燃え盛る熱情を感じさせる傑作だ。彼らの世界観を色濃く映し出す付属の書き下ろし小説と、東京の風景を青く切り取ったMVも必見。
bounce (C)郡司和歌
タワーレコード(vol.466(2022年9月25日発行号)掲載)