世界的な成功を収め、瞬く間にライジングスターの仲間入りを果たしたデビュー・アルバムからおよそ2年半。過去の自分と向き合い、未来へと歩む喜びを表現したリナのパーソナルな成長を赤裸々に綴るセカンド・アルバムが完成。自身が密な関係にあるLGBTQ+コミュニティに捧げる「ディス・ヘル」を中心に、さらに高いレベルのポップスの数々を収録する本作『ホールド・ザ・ガール』は、過去1年半に渡ってライティングとレコーディングが重ねられ、リナが過去との折り合いをつけ、未来へと歩む喜びを表現した彼女のパーソナルな成長を大胆かつ赤裸々に綴る作品となっている。 (C)RS
JMD(2022/07/30)
強さを、癒しを、そして希望をもたらす歌声。
世界的な成功を収め、瞬く間にライジングスターの仲間入りを果たしたデビュー・アルバムからおよそ2年半。
過去の自分と向き合い、未来へと歩む喜びを表現したリナのパーソナルな成長を赤裸々に綴るセカンド・アルバムが完成。
デビュー・アルバム『SAWAYAMA』がニューヨーク・タイムズ、ザ・ガーディアン、ローリング・ストーンを始めとする50を超えるあらゆる音楽メディアが選出する年間の「Album of the Years」のリストにその名を連ね、レディー・ガガの第6作目となるアルバム『クロマティカ』収録曲「フリー・ウーマン」のリミックス版に抜擢、さらにはエルトン・ジョンとの初コラボとなった「Chosen Family(with Elton John)」の発表など、着実にポップ・スターダムへの道のりを歩んでいるリナ・サワヤマが発表する2作目となるオリジナル・アルバム。自身が密な関係にあるLGBTQ+コミュニティに捧げる「ディス・ヘル」を中心に、さらに高いレベルのポップスの数々を収録する本作『ホールド・ザ・ガール』は、過去1年半に渡ってライティングとレコーディングが重ねられ、リナが過去との折り合いをつけ、未来へと歩む喜びを表現した彼女のパーソナルな成長を大胆かつ赤裸々に綴る作品となっている。
発売・販売元 提供資料(2022/07/28)
来日の話題も熱を残すなかでセカンド・アルバムが到着! 力強い歌唱と剥き出しの誠実な言葉は切り離せない彼女の魅力だが、その声を支えるサウンドやメロディーは恐ろしくキャッチーで、ありそうでなかったタイプのダンス・ポップ作品に仕上がっている。レディ・ガガはもちろん、シャナイア・トゥエインやビヨンセ、グウェン・ステファニーら90~00年代の影響源がオマージュ的に顔を出し、足回りでは2ステップもあればインダストリアルもハウスもあり、扇動的なロックのフィーリングもある。ゆえに先進的なメッセージも角を立てることなく普遍的なものとして提示され、万人に届きうるパッケージになるのだろう。そうでなくても〈あの頃の洋楽〉感に溢れた楽しさが満開で、純粋にポップ作品として良すぎる傑作!
bounce (C)轟ひろみ
タワーレコード(vol.466(2022年9月25日発行号)掲載)