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北欧神話100の伝説 文庫クセジュ Q 1053

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フォーマット 書籍
発売日 2022年07月
国内/輸入 国内
出版社白水社
構成数 1
パッケージ仕様 新書
SKU 9784560510537
ページ数 164P
判型 B6

構成数 : 1枚

序文
九――非常に象徴的な数字
アルベリヒ――愛か力か
アルフ――奇妙な守護神
アルヴィースとソール神――うんちく勝負
愛と憎しみ――復讐を叫ぶ女性
アンガンテュールとフロズル――東西対決?
腕輪――シンボルのなかのシンボル
ワーグナーの作品における指輪――権力への意志
『ニーベルンゲンの歌』における指輪――女性たちの戦争
『エッダ』における指輪――ラインの黄金
アース神族――神、王、魔法使い、闘士
アスクルとエムブラ――最初の男と女
アトリ――「残酷な王」
アウズムラ――原始の雌牛
アウルヴァンディル――ソールとその頭痛
オージンの自己犠牲――ルーンの知識をどのように獲得するか
バルドル――心優しい神
「バルドルの夢」――バルドルが夢を見るとき、オージンは目覚める
『ベーオウルフ』――死後の栄光
ベルセルクルたち――恐るべき猛獣戦士
ビッリングル――無駄骨を折った誘惑者
ブラギ――詩の神
ブリュンヒルドル――かの女性
ロキの捕獲――スモークサーモン
猛々しい狩り――古くからの恐怖
ロキの懲罰――当然の罰?
ナラ――雷がよく落ちる木
ヘルの領域でのブリュンヒルドルの騎行――死後の後悔
ヘルの領域を目指すヘルモーズルの騎行――失敗の理由
『コーデックス・レギウス』――「王室写本」
ブリーシングルたちの首飾り――悲劇の窃盗
カラス――神々と人間の忠実なしもべ
世界の創生――初めにギンヌンガガプがあった
世界の秩序――世界の構造
ディーシルあるいはディースたち――北欧の妖精たち?
竜――鳥たちの言葉を理解するシグルズル
ドラカール――作り出された言葉
ファーヴニル――黄金には頑丈な金庫が必要
フロージ王の粉――海はなぜ塩辛いのか
白鳥の乙女――北欧の白鳥の湖
フェンリル――鎖につながれた狼
フレイヤ――魅惑的なヴィーナス
フレイル――非常に美しい女巨人に恋をした神
バルドルの葬儀――灰となった神の息子
ゲヴィオン――デンマークはいかにスウェーデンから切り離されたか
グリームニル――オージンを攻撃した者に災いあれ
グズルーン、クリームヒルト――そして神々は女性を創った
神々の戦い――アース神族とヴァン神族との最初の紛争
ヤドリギ――神秘的な植物
グルヴェイグ――黄金による陶酔

ヘイムダルル――謎に満ちた神
ヒョルヴァルズルの息子ヘルギ――死よりも強い愛
フルドゥフォールク――隠された人びと
詩の蜜酒――まるで麦酒の雨
インゴールヴル・アルナルソン――最初のアイスランド開拓者
イルミンスール――サクソン人の世界樹
巨人の棟梁――世界は忘恩で報いる
ゲイルロズル――巨人の国での神の苦難
ゲストゥムブリンディ――ハヤブサの羽
ヘルギ――永遠の愛!
フルングニル――記憶すべき決闘
ランドヴェッティル――守護神
ロキが起こした一騒動――叱責を受ける神々
トラブルメーカーでありながら、神々の恩人でもあるロキ――仕事にかかる小人たち
リカントロピー(狼への変身)――狼男に気をつけろ!
ミーミル――頭だけの神と向かい合う
ミョルニル――ソールが女装するとき
ノーット――夜の女王
オッドルーン――失恋の苦しみ
追放されたオージン――預言者故郷に入れられず
ソールをからかうオージン――父と息子
アンドヴァリの黄金――呪われた金属
神明裁判――何事にも耐えうる愛?
ラグナル・ロズブローク――伝説の英雄
ラグナロク――世界の終焉はいつか?
リーグルまたはヘイムダルル?――三つの階層に分割される社会
魔王――彼は皆が思っている人物ではない
ルーン文字――魔法の印?
『ヴォルスンガ・サガ』――ブリュンヒルドルとシグルズルのかなわぬ恋
ジークフリート――ドラゴン殺しのドイツの伝説
シグルズル――なんという履歴書!
『エッダ』におけるシグルズル――怖いもの知らずで非の打ちどころのない英雄
スカジ――精力的な女性
スノッリ・ストゥルルソン――偉大なるアイスランド人
ソールとマーニ――女性名詞の太陽と男性名詞の月!
ナナカマド――ソール救済
ソルリとハムジル――グズルーンの数々の不幸の最終回
スルトル――足跡を残す炎の巨人
スィアツィとイズン――若返りの林檎を求めて
ソールと巨人ヒュミル――波乱に富んだ釣り
ソルビョルグとグズリーズル――女性の連帯
ウッルル――堂々とした風貌
ヴァフスルーズニル――騙すつもりがしてやられる
ヴァルキュリア――有名な曲に登場する乙女
ヴァン神族――農地の粗野な神
ヴィーザルとヴァーリ――戦士たち
ヴォルシ――異教の奇妙な慣行
鍛冶師ヴォルンドル――復讐に焦りは禁物
ヴォルスパー――巫女の予言
ユグドラシル
訳者あとがき
参考文献

  1. 1.[書籍]

ワーグナーをはじめ、現代のクリエイターたちをも魅了する北欧神話。本書は神や巨人、小人らがくり広げる100の伝説を取り上げる。

神々や巨人がくり広げる魅惑の世界への誘い

ワーグナーをはじめ、現代のクリエイターたちをも魅了する北欧神話。本書は神や巨人、小人らがくり広げる100の伝説を取り上げる。

ヨーロッパにおいて、ギリシア神話に次いで作品数が多いのは北欧神話である。その寓話や伝説は『ニーベルングの指環』を書き上げたリヒャルト・ワーグナーをはじめ、映画、アニメーション、ゲームなどを創り出す現在のクリエイターたちにもインスピレーションを与え続けている。
「オージンの麦酒」「鷲の嘴から出た種」は、どちらも〈詩〉を意味し、「カワウソの償い」「アース神に課された代償」「いさかいの金属」「ライン川の火」は、〈黄金〉を指す。北欧神話を伝える「エッダ」には、これら以外にも、神々や巨人たちの名前が、さまざまな言い換えや隠喩となって盛り込まれている。
本書は、こうした特色に触れるとともに、ギリシア神話や聖書との類似を示唆しつつ、神、巨人、小人、怪物、妖精たちがくり広げる一〇〇の伝説を取り上げ、魅惑の世界へと誘う。

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