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内政干渉の国際法 法の適用問題への歴史的視座

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フォーマット 書籍
発売日 2022年06月30日
国内/輸入 国内
出版社岩波書店
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784000241847
ページ数 380
判型 A5

構成数 : 1枚

序章 問題の所在
第1節 国際法上の内政不干渉原則とその適用
第1款 2016年米国大統領選挙へのロシアの関与
第1項 学説上の議論
第2項 オバマ大統領の声明
第2款 内政不干渉原則についての通説的見解
第3款 内政不干渉原則の適用の問題
第1項 強制概念の不確定性
第2項 国家実行と学説の乖離
第3項 規範の不確定性
第4項 学説と実定国際法の関係
第2節 法内容についての諸論点
第1款 規律対象行為
第1項 友好関係原則宣言の規定
第2項 通説の理解
第3項 通説への異論
第2款 不干渉原則の保護範囲
第1項 友好関係原則宣言の規定
第2項 「国内管轄事項」の枠内での「対内・対外事項」
第3項 「国内管轄事項」に対立する「対内・対外事項」
第4項 「国内管轄事項」と「対内・対外事項」の重畳性
第5項 保護範囲としての「権限」と「法主体」の対立
第3款 内乱への影響力行使の法的規制
第1項 万国国際法学会決議
第2項 既存政府の要請による干渉の原則的禁止とその例外
第3項 既存政府の要請による干渉の原則的許容
第3節 本書の構成

■I 国家実行における干渉の規制

第1章 19世紀ヨーロッパにおける不干渉原則
第1節 ナポレオン戦争後の欧州国際秩
第1款 政治的均衡の観念
第2款 列強の優越的地位
第2節 1820 年代初頭における干渉をめぐる原則的対立
第1款 19世紀前半における「干渉」概念
第1項 内乱状態という前提
第2項 内乱に対する中立的行態としての不干渉
第3項 軍隊の派遣
第4項 承認行為および中立法に違反する行為
第2款 干渉権についての国際法規制の射程
第1項 大陸列強の見解
第2項 英国の立場
第3項 「特別の事例の諸事情」の内容
第4項 規則の存在する事例
第3款 干渉問題についての集団的手続の妥当性
第1項 大陸諸国の見解
第2項 英国の反対
第4款 国際法の論証:条約・先例・学説
第1項 ロシア
第2項 英国
第3節 1820年代中盤における正統性原則の挫折
第1款 中南米のスペイン植民地の独立
第1項 スペインによる会議要請
第2項 英国による中南米諸国の承認
第3項 モンロー宣言
第2款 ギリシア独立戦争
第1項 ペテルブルク会議の決裂(1825 年)
第2項 英露議定書(1826年)からナヴァリノ海戦(1827年)への展開
第4節 1830 年代における国家実行の収斂
第1款 七月革命:事実上の政府の承認
第2款 ベルギー独立問題
第1項 「ヨーロッパ」の権利に基づく列強の集団干渉権
第2項 同意原則の形骸化
第3款 安全保障上の考慮に基づく干渉
第1項 イタリアにおける反乱
第2項 ベルリン条約
第4款 1830年代における学説の権威
第1項 ヴァッテルの議論
第2項 英国の抗議
第3項 ヴァッテルの権威に対する疑惑
第4項 ヴァッテルに基づく反論
第5項 小括
第5節 1850 年前後における国家実行の確立
第1款 二月革命
第2款 ハンガリーにおける反乱
第6節 クリミア戦争開戦過程における「干渉」と「強制措置」
第1款 「干渉」の意味内容
第2款 国際紛争への関与としての干渉の法的地位
第1項 ヨーロッパの均衡の要素としてのトルコの保全
第2項 干渉権
第3款 「強制措置」概念の発見とその消極的機能
第7節 小括

第2章 20世紀米州における干渉の法規制
第1節 米州国家実行の萌芽:メキシコ干渉
第1款 干渉の概念
第1項 干渉=内乱への非中立的行動
第2項 干渉=強制との見解の萌芽
第2款 内乱への非中立的態度と強制の法的地位
第2節 20世紀初頭における2 つの具体的問題
第1款 外交的保護のための軍事圧力をめぐる議論
第1項 ベネズエラ封鎖事件
第2項 ドラゴ主義
第2款 内乱時における在外自国民保護のための軍隊派遣
第1項 米国の覇権の承認としてのモンロー主義
第2項 ルーズベルト・コロラリー
第3項 ニカラグア問題と「干与(interposition)」概念の成立
第4項 「干与」概念と「自己保存」概念の連続性
第3節 第2回ハーグ平和会議(1907年)
第1款 ポーター条約
第2款 認定権の平等に基づく米国提案
第1項 ポーター(Horace Porter)による趣旨説明
第2項 認定権における平等の条件
第3款 強制権の行使可能性の平等
第4款 小括
第4節 汎米会議における「対内・対外事項」への干渉の禁止の確立
第1款 リオ法律家委員会(19...

  1. 1.[書籍]

「内政干渉の禁止」原則は、最も根本的な国際法規範の一つであるが、現実の国際社会で遵守されていないとか、そもそも適用が困難といった指摘もなされている。それは何に由来するのか。この原則の形成・発展過程史を探究。国際法の構造に立ち返った考察を加えて、通説の問題点を抉り出し、国際法の新たな見取り図を提示する画期的研究。

作品の情報

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著者: 藤澤巌

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