Earthling (2021 Remaster)

デヴィッド・ボウイの軌跡を集大成したボックス・セット第五弾『BRILLIANT ADVENTURE (1992-2001)』に収録されていた2021年最新リマスター音源を使用した各スタジオ・アルバムが、それぞれ単独作品として登場! 今作は前作『アウトサイド』に伴うツアーでボウイが得たエキサイティングな収穫をそのまま表現し、当時最先端だったジャングル・ビート/ドラムンベース的なデジタル・サウンドを大胆に取り入れ、エッジの効いたスタイルをシーンに提示した、通算21作目となるアルバム『アースリング』(1997年作品)!

デヴィッド・ボウイの軌跡を集大成したボックス・セット第五弾『ブリリアント・アドヴェンチャー [1992-2001]』に収録されていた2021年最新リマスター音源を使用した各スタジオ・アルバムが、それぞれ単独作品として登場! 今作は前作『アウトサイド』に伴うツアーでボウイが得たエキサイティングな収穫をそのまま表現し、当時最先端だったジャングル・ビート/ドラムンベース的なデジタル・サウンドを大胆に取り入れ、エッジの効いたスタイルをシーンに提示した、通算21作目となるアルバム『アースリング』(1997年作品)! もちろん集大成ボックスで使用されている2021年最新リマスター音源を使用!

1995年に発表した前作『アウトサイド』に伴う大規模なツアーを経て、新たなクリエイティヴィティを刺激されたボウイが、当初予定されていた前作に続くコンセプト・アルバムではなく、まったく別のコンセプトを持つ作品として作り上げたのが、この『アースリング』だ。当時最先端だったインダストリアルやドラムンベースといったエレクトロ・サウンドを取り入れたこのアルバムは、アレクサンダー・マックイーンのデザインによるユニオン・ジャック・コートを着たボウイの写真を使ったジャケット・デザインとともに大きな話題を呼んだ。全英6位、全米39位、日本でも20位を記録している。

1997年1月には、ボウイの50歳の誕生日を記念したコンサートが開催され、数多くのゲストが参加した。その直後となる2月に発表されたこの『アースリング』は、リーヴス・ガブレルスやマーク・プラティを共同プロデューサーに起用し、「アウトサイド・ツアー」を終えた直後、1996年8月から10月にかけてレコーディングが行われている。その後ツアーにも参加していたマイク・ガーソンやゲイル・アン・ドーシー、ザック・アルフォードらのパフォーマンスをオーヴァーダビングして完成させていった。「リトル・ワンダー」や「デッド・マン・ウォーキング」、「アイム・アフレイド・オブ・アメリカンズ」といったシングル曲を収録。

※1997年作品
※2021年最新リマスター音源使用

Jumping on the post-grunge industrial bandwagon with Outside didn't successfully rejuvenate David Bowie's credibility or sales, so he switched his allegiance to techno and jungle for the follow-up, Earthling. While jungle is a more appropriate fit than industrial, the resulting music is nearly as awkward. Though he often gets the sound of jungle right, the record frequently sounds as if the beats were simply grafted on top of pre-existing songs. Never are the songs broken open by a new form; they are fairly conventional Bowie songs with fancy production. Fortunately, Bowie sounds rejuvenated by this new form, and songs like "Little Wonder" and "Seven Years in Tibet" are far stronger than the bulk of Outside. Still, the record falls short of its goals, and it doesn't offer enough intrigue or innovations to make Earthling anything more than an admirable effort. ~ Stephen Thomas Erlewine