スナーキー・パピーなど国内外の様々なアーティストらとも共演する、現代アルゼンチンを代表するピアニスト、エルナン・ハシントの待望の3rdアルバムがリリース決定!!
ブラジルのSSWファビオ・カドーレとのデュオ第2作をリリースしていたが、ソロ名義作となると実に7年振りとなる。前作はオーケストラをバックにしたラージアンサンブル作品だったが、今作はピアノトリオ+ゲスト・プレイヤーという小編成による親密な演奏を聴くことができるのが大きな違いだろう。
本作では2組のドラマーとベーシストが曲ごとに入れ替わっているが、アストル・ピアソラの孫として知られるドラマー、ピピ・ピアソラなどそれぞれがアルゼンチンを代表する名手揃いだ。ゲストに盟友のサックス奏者ラミロ・フローレス、そしてメルセデス・ソーサからエルメート・パスコアール、マジック・マリクらと共演し、最新作をUSの名門SUNNYSIDEからリリースしたアルゼンチン出身で長年フランスで活動を続けるドラマー/パーカッショニストのミニーノ・ガライらが参加。
毎作でチョイスされたジャズ以外のジャンルからのカバー曲の選曲も、チャーリー・ガルシア→スピネッタという流れから、今回はビートルズの「Here, there and everywhere」が選ばれているが、相も変わらず素晴らしいアレンジ、そして演奏に仕上がっている。現代アルゼンチン・ジャズのピアノトリオ作品として決定的な1枚が登場したといえるだろう。
発売・販売元 提供資料(2022/07/05)