アルテミスの打楽器奏者アリソン・ミラー、D.D.ブリッジウォーターの音楽監督兼ピアニスト、カーメン・スターフ、ふたりによる、あまりにも新鮮なデュオ世界!
2015年にベース奏者のトッド・シカフース(Todd Sickafoose)の紹介で知り合い、2018年に双頭アルバム『Science Fair』を発表。ほかに"リヴァーズ・イン・アワ・ヴェインズ"、ジェニー・シェインマンを中心とする"パーラー・ゲーム"でも共に演奏する名コンビ、アリソン・ミラーとカーメン・スターフが4年ぶりのコラボレーション作品をリリース。その『Science Fair』ではデイナ・スティーブンス、アンブローズ・アキンムシーレ、マット・ペンマンなどゲスト・プレイヤーも参加していましたが、この『Nearness』はアリソンとカーメンのデュオでアルバムを構成。一層ふたりの音楽性の核に迫る、まさしくファン待望の内容。
アリソン・ミラーは10歳からドラムを始め、当初はワシントンDCを拠点に活動。ウエスト・ヴァージニア大学で音楽パフォーマンスの学位をとり、1996年にニューヨークに拠点を移し、マイケル・カーヴィンの教えを受けながら、トップ・ジャズ・ドラマーへの道を歩むことになりました。ケニー・バロン、マーティ・アーリック、ノラ・ジョーンズ、アニ・ディフランコらと共演、日本では山中千尋トリオや、ブルーノート・レコードからアルバムを発表した女性7人組グループ"アルテミス"の一員としてもよく知られており、打楽器演奏と共に作曲面でも大きく評価されています。カーメン・スターフはニューイングランド音楽院とバークリー音楽院で学び、近年はディー・ディー・ブリッジウォーターの音楽監督兼ピアニストとしても注目を集めています。
このデュオ・アルバムは、『Science Fair』発表後、故シェリー・マン(アリソンが敬愛する伝説的ドラマー)が1962年に残した名盤『2-3-4』へのオマージュとして企画されました。最初の録音はお蔵入りしたそうですが、月例の演奏を繰り返し、レパートリーを増やし、2021年5月に当アルバムが録音されました。「どこにでも行けるような自由な音楽を求め、音楽の流れに身を任せること」を最高のものとする二人の姿勢が、演奏のすみずみに反映されています。
女性ジャズ・ミュージシャンの草分けであるメリー・ルー・ウィリアムスに捧げた「MLW」(M9)、パーラー・ゲームのファースト・アルバムでも演奏されていた「Top Shelf」(M3)のリメイク、ミニマル・ミュージックのような解釈が施されたホーギー・カーマイケルのスタンダード・ナンバー「Nearness of You」(M4)等、ジャズの最前線をゆく二人の卓越したセンスに彩られた演奏が続きます。打楽器とピアノの丁々発止をお楽しみください。
発売・販売元 提供資料(2023/08/29)