| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2022年07月25日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | BAD RIDE RECORDS |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | BRE-011 |
| SKU | 4580605830340 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:17:09

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風はどこへ行くのだろう?
会いたい人を求めて、風は吹くのだろうか?
凪(な)いだり、時化(しけ)たりするこの世の中で、
ただ出会ったり、別れたり。
“男と女が ため息 ついているよ 夜が終れば さよならの はかない恋の くりかえし”
ため息がそよ風になって、蒼穹を駆け抜け、旅をする。
ため息が嵐になって、闇を吹き荒れ、愛に悶える。
僕は風になって、君に会いたい。
僕は風になって、新しい時代を旅したい。
僕は風になって、くまなく愛したい。
風はプロレタリア、昼勤も夜勤もなんのその
(そりゃたまには怠けることもあるけれど)、
革命を夢見るプロレタリア、
愛以外失う物は何一つないプロレタリア。
風はプロレタリア、その日その日を謳歌していく、
虹に導かれて、瀬戸際を渡っていくプロレタリア。
風は新たな出会いを求めて、今日も強く弱く吹き続ける。
そしてロックという帆船は、そんな風に応じて帆をうまく張って、
風を抱きしめたり、風をいなしたりしながら、
進んでいかないといけない。
船を造って、帆を張って、それでようやく旅が出来る。
風を読み、帆を調整して、それでようやく航海ができる。
令和というまだ生れてほどない風を受けて、ベテラン船が新しい船出をする、
新しい航路で新しい出会いを求めて。
なんだかね、最近の若い子の音楽を聴いても今ひとつ面白くないなあ、
悪くはないけど、格別よくもない、
って感じることがけっこうあるけど、それはどうしてか、
っていうと、その音楽の窓から見える景色があまりに日常的すぎてさすがに飽き飽きする、
日常からの思い切った飛躍がない、ひたすら自分の狭いテリトリーを老人のように彽徊してるだけ、
ってことから来てるように思う。
その点、極東ファロスキッカーは、音楽の窓からいろんな景色を見させてくれて、スペクタクルがあり、かえって若い。
ロックは風林火山。
山のようにどっしりと自分の世界を守るのもいいが、風のように世界をすばやく駆け巡って“今”を鳥瞰する展望もぜひ欲しいところ。
順番としては、まず風。山は最後でよろしいよ。
いや、まずは愛かな?