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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2022年05月27日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 南江堂 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784524231249 |
| ページ数 | 172 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
【書評】
「認知症診療の第一人者による名高い入門書が大幅にアップデート!」
このたび,浦上克哉先生によって執筆され,認知症診療の入門書として名高い『これでわかる認知症診療』の改訂第3版が上梓された.第2版の出版が2012年のことであるから10年の歳月を経たうえでの改訂版の出版である.
浦上先生と評者は,日本老年医学会学術集会における企画「認知症診療の実践セミナー」の司会者として20年近くご一緒している.今年(2022年)6月の当学術集会において,本セミナーは大阪国際会議場で久々に対面で開催された.浦上先生の講演「認知症診療の基礎知識」の後のディスカッションでは,ある老健施設の医師から「入所している女性をお風呂に入れるときに,その方が暴れて職員にかみついたりすることがあるが,どうしたらよいか」という質問があった.この難しい質問に浦上先生はどう答えるかと注目していたところ,浦上先生の答えは「やはり恥ずかしいという感情が先に立ってそういう行動に出るのかもしれない.十分気をつけておられると思うが,さらに気をつけていただき,できるだけ羞恥心を感じないような配慮をしてはいかがか」というものであった.見事な回答で,質問者も大きくうなずきながら着席した.浦上先生は基本的にアカデミアの方であるが,その世界にこもることなく,認知症診療の現場を知り尽くしておられることを如実に示すエピソードである.
このように,わが国の認知症診療の第一人者である浦上先生によって書かれた本書であるが,ですます調のやわらかい文体を用いながら,分類,頻度,病因,各病型の診断・治療など,認知症に関する最新の情報が盛り込まれており,この10年間の認知症学の進歩をもとに大幅なアップデートがなされている.アルツハイマー型認知症の解説に多くのページが割かれているのは当然として,レビー小体型認知症についても新たな章を設けて解説されており,パーキンソン症状などへの理解を深める工夫がなされている.また,血管性認知症,前頭側頭型認知症についても鑑別診断が平易に記述されている.さらに,初心者が迷うことの多い薬物療法の進め方についても,浦上先生の経験に裏打ちされたわかりやすい記述がなされている.とくに,アルツハイマー型認知症とレビー小体型認知症の薬物療法については,自験例をもとに処方の根拠とその後の経過について詳述されており,読者にとって大いに参考となるであろう.このような認知症の各論的事項だけでなく,家族への接し方や主治医意見書の書き方などについても記載され,患者さんや家族,あるいは介護者からよく受ける25の質問とその回答が最後にQ & Aとしてまとめられており,読者にとって非常に役立つ内容となっている.
認知症の予防についても,浦上先生考案のタッチパネル式認知症治療評価スケール(TDAS)を用いた認知症予防教室や運動教室の効果など,最新のエビデンスがまとめられている.一方で,最近注目されている,食を含む生活習慣と認知機能に関する記載はあまりなされていない.この領域は,地中海食や和食,また食の多様性と認知機能との関連など,最近,急速にエビデンスが集積されている分野である.また,患者さんの行動心理症状(BPSD)への対応,介護者へのアドバイスについては随所に述べられているが,先に述べたような具...
認知症を早期に発見するにはどうしたらよいか.治療薬の適切な処方と患者さんのコンプライアンスを保つにはどうしたらよいか.認知症診療の地域連携をどのようにしたらよいか.認知症診療のノウハウをコンパクトにまとめた.今版では,改訂第2版以降の進歩と最新知見を盛り込むとともに,「レビー小体型認知症の診断と治療」を新設.高齢者の患者さんを多く診療するかかりつけ医とこれから直面する研修医にとって必携の一冊.

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