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わたしからはじまる 悲しみを物語るということ

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フォーマット 書籍
発売日 2022年06月15日
国内/輸入 国内
出版社小学館
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784093888554
ページ数 288
判型 46

構成数 : 1枚

  1. 1.[書籍]

わたしからはじまる魂の再生の物語

上智大学グリーフケア研究所非常勤講師として、悲しみにある人々に寄り添う活動を続けている著者の入江杏さんは、2000年に起きた「世田谷事件」の被害者遺族です。

隣に住む、愛する妹家族を失った悲しみは、6年もの間、語られることはありませんでした。
語りにひらかれたきっかけについて、まえがきにこうあります。

心ない報道、周囲からの偏見と差別、沈黙を強いる母への抵抗……
わたしは語りへと突き動かされ、無我夢中で心の断片を拾い集めました。
そのかけらから恥を洗い流してみると、そこには透き通った悲しみが顕れました。
――まえがきより

"被害者遺族はこうあるべき"といった世の中の「大きな物語」に抗い、「わたしの物語」を取り戻し、魂の再生へと向かう軌跡の書です。

作品の情報

メイン
著者: 入江杏

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