ガーディナーによるアルヒーフ&DGのすべての録音を集大成。CD104枚組BOXセット
イギリスの指揮者ガーディナーがアルヒーフとドイツ・グラモフォンに行ったすべての録音がCD104枚組BOXセットで発売されます。ガーディナーのインタビューを収録したCDも含まれます。演奏は主兵のモンテヴェルディ合唱団、イングリッシュ・バロック・ソロイスツ、オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティークと、北ドイツ放送交響楽団・合唱団、ロンドン交響楽団。ソリストにはアンネ・ソフィー・フォン・オッター、イアン・ボストリッジ、バーバラ・ボニー、エマ・カークビー、マーク・パドモア、ベルナルダ・フィンク、マグダレーナ・コジェナー、ブリン・ターフェル、ヴィクトリア・ムローヴァ、ロバート・レヴィンといった名だたるアーティストが参加しています。CD104枚組BOXセット。
サー・ジョン・エリオット・ガーディナーはロンドンとパリで指揮を学んだ後(パリではナディア・ブーランジェに師事)、同時に2つの道を歩み始めます。ロンドン、チューリヒ、リヨンの歌劇場などでハンブルクの北ドイツ放送交響楽団やウィーン・フィルハーモニー管弦楽団などの楽団の指揮を行う傍ら、自身の古楽アンサンブルとの活動も行いました。特にガーディナーが1964年に結成したモンテヴェルディ合唱団はその中で中心的な存在でした。そしてこの合唱団と、その後1978年に結成したイングリッシュ・バロック・ソロイスツとともにガーディナーは多くの先駆的な録音を行いました。そしてまだ輝かしいキャリアのスタート地点にいた多くのアーティストと共演しました。ガーディナーは常に完璧な音楽家であり、19世紀の音楽を古楽器で演奏したいという思いは避けられず、その結果1989年に設立されたのがオルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティークでした。その名前はフランスの指揮者フランソワ=アントワーヌ・アブネックが確立した伝統を暗示しています。このセットでのガーディナーの、特にバッハ、ベートーヴェン、シューマンの録音は歴史に残る画期的な演奏です。音楽作りを力いっぱい楽しみ、心に響く表現力とたくましい生命力を持った、ガーディナーの録音はこれからも続きます。
ユニバーサル・ミュージック/IMS
発売・販売元 提供資料(2021/04/08)