A Perfect Circleの創設メンバーの一人であり、ヴォーカリスト、マルチ・インストゥルメンタリスト、ギタリスト、プロデューサー、作曲家として、80年代末から多彩な活躍を見せるBilly Howerdel。彼の真の姿が今明らかになる――。自身の名義としては初のアルバムとなる『WHAT NORMAL WAS』発売。
A Perfect Circleの創設メンバーの一人であり、ヴォーカリスト、マルチ・インストゥルメンタリスト、ギタリスト、プロデューサー、作曲家として、80年代末から多彩な活躍を見せるBilly Howerdel。自身のソロ・プロジェクト、Ashes Divideでも作品を発表している彼だが、意外や意外、"Billy Howerdel"名義としては初めてとなるアルバムをリリースする。
彼にとってある意味"初"ソロ・アルバムとなる本作『WHAT NORMAL WAS』。
「これは10代前半の頃の自分を振り返り、ギターを初めて手にしたときの自分にもし意義と知識が備わっていたら、どんなアルバムを作るだろうかと思って作った――2022年にだけどね」
アルバムについてBilly本人はそう説明する。
「子供の頃、レコードを聴きながら目を閉じ、別世界へと誘われる、その瞬間のことだ。そうして自分の進むべき道を見つけた。アルバムを制作していたのは、パンデミックの混沌に光が見えてきた頃だ。そのおかげで、曲を望んでいたところまで突き詰めることができた。後にアルバムを振り返った時、変えたい場所が出てこないだろうと思えるぐらいにね」
元々本作は、Billyのソロ・プロジェクト、Ashes Divideの2作目としてリリースされる予定だったとそう。実際昨夏まではAshes Divide名義で発表するつもりだったが、時間を重ねるうちに、作っているサウンドがこれまでずっと彼が作りたかったものに近いと感じるようになったとBillyは語る。
「自分の音楽的DNAにあるものを表現しているように思えたから、自分の名前で出したいと思った。2000年初め、メイナードがちょっとしたアドバイスをくれた。彼は自分のヴォーカルを中心に出していくようにと勧めてくれた。だから、このアルバムは私の声が100%前に出ている。自分が何者なのかより伝わるような気がするよ」
マルチ・インストゥルメンタリストであるBillyだが、本作でもドラムス以外(Josh Freese、そしてTosh Petersonが数曲で担当している)の楽器を全て手掛けている。アルバムには、彼と長年コラボレートしてりうDanny Lohnerが共同プロデューサーとして名を連ね、アルバムのミックスはMatty Greenが手掛けている。アルバムからは、既に先行トラックとして6分にも及ぶ長編「Poison Flowers」がリリース。アルバムのティーザー的役割も果たしていた楽曲はRevolver誌から「2022年最も期待されるアルバムの一つ」との言葉も引き出した。アルバムにはこの他、明るいキーボードのイントロから始まり、キーボードとギターが流れるように一つとなるテクノ風な「Free and Weightless」や、美しいギターの旋律とビートがメランコリックなトーンを作り出す「Beautiful Mistake」などが収録されている。
A Perfect Circleのメンバーとしてだけでなく、Billy Howerdelが何者なのか――このアルバムにその答えがある。
発売・販売元 提供資料(2022/06/10)